♪So,you don't have to worry,worry,守〜ってーあげーたいー

　うん、多分ほとんどの人は訳分からんと思うけど、３５年ぐらい前に薬師丸ひろ子さんが主演した「ねらわれた学園」って映画の主題歌「守ってあげたい」ね。ちなみに、同時上映は今話題の（ｵｲ）近藤真彦主演「ブルージーンズメモリー BLUE JEANS MEMORY」な。

　余談だけど、「ねらわれた学園」には、しょこたんこと中川翔子のお父様である、故・中川勝彦さんが、薬師丸さんの同級生役で（確かフェンシング部の役）、ついでに劇団ひとりの元相方が、子役で出演してたりする。

　さておき、「Ｇｏ！プリンセスプリキュア」第４８話。

　ディスピア様、ノーブル学園を占拠の巻。このあと、放送室に立てこもって演説ぶった挙句、中島みゆきの「世情」をＢＧＭに警官隊に確保されるわけですね分かりまｓ（以下略）。

　ゆいゆい、４度目にしてついに絶望の檻を自力で脱出。当初から「プリキュア化しないの？」って言われてたけど、普通の女の子としてずっとはるはる達の成長と活躍をそばで見てきた彼女だからこそ、一緒に成長し、ここまで逞しくなれたんだな。戦うだけが強くなるって事じゃないという具体だね。

　中には、他の連中まで脱出できるのはどうなの？って意見もあるようだけど、自分らと一緒に勉強してきたはるはる達が、実は人知れずみんなの夢を守るために戦ってきたという事実と、それに支えられてきたという想いが、ここで昇華されたわけだよ。そこへ来て、上記したゆいゆいの存在がまた、うまく作用してると。
　これまでのプロセスが、ちゃんと活きてる。最終回目前にして、ここまで一切グダグダにならず、キレイに収束しようとしてる作品も珍しいと思うけどな。

　ロックさんとシャットさんも、ただぶっ倒した、ただ寝返ったってんじゃなく、それぞれが覚悟を決めて、自分なりの決着・ケジメをつけようとしてたのが良かった。
　察するに、ディスダークって割と先を考えないというか、長いスパンで未来を考慮しないで、ただ思うままに侵略し、思うままに支配・搾取し、なんかあったら行き当たりばったりの対策講じ、ダメになったらあっけなくポイって感じにも見える。ディスピア様が怖いから、何かすごい策があるようで、実際のところは結果的にそう思えるだけ。なんじゃないかと。
　そう考えると、プリキュアとはある意味対極の存在と言えなくもないけど、果たして、どうオチをつけるのか…。

　あと、学園長はプリキュアの正体とかホープキングダムの事とか知ってたんじゃないのか？とか思ったけど、そういや前にゼツボーグが暴れてる時、みなみん達に逃げなさいって言ってた気が。正体までは知らなかったけど、ホープキングダムには関係があるのかしら？
　実は先代の国王から、グランプリンセスを育てるための学園を作ってくれ、なんて言われたとか。

　はい、今週はこの辺で。