ロックの動く城(違)
違う、ダブルで違う。そしてこのネタが分かる人、多分地球上にそんなに多くない(エー)。Youtubeで検索しても、あのふざけた歌詞のOP動画、一つも出てこないし。
とは言うものの、数年前にDVD−BOXがリリースされたそうだから、そこそこ知ってる人がいたのかもしれん。つーか、このアニメの主役を演じた人、当時まだ小学生だったとは聞いてたけど、今も現役で声優を続けられているらしい。そういえば、塩谷翼さんも「海のトリトン」で主演デビューした時はまだ子役だったけど、「ガッチャマン」で甚平を14歳から2年に渡って演じている間に、徐々に声変わりして大人の声になっていったって話を聞いたことが。
うん、何の話だ。
さておき、「Go!プリンセスプリキュア」第30話。
課金…もとい、パワーアップアイテム、プリンセスパレス登場。城そのものにそういう力が備わっていたのを、12個のドレスアップキー(+4つの新しいキー)が揃った事で解放されたって解釈でいいのかしら。今回みたいにキーの悪用を防ぎ、且つその力を正しく十全に使えるかどうか認められた時にのみ、最後のキーが託されるとしたら、実に見事なストーリー展開だ。
個人的にはもう一段階、彼女達だけのドレスアップキーなんてのが欲しいところだけど、歴代シリーズでもこの時期で打ち止めがほとんどなんだよなぁ…。「ハトプリ」のスーパーシルエットはちょっと遅めの登場だったから、まだ可能性がないわけじゃないけど。
モードエレガント・プレミアム登場。前作の失敗を踏まえて、お化粧ではなく髪のボリュームがアップするのね(エーー)。あれで眉毛なかったら、スーパーサイヤ人3ですg(以下略)。合体技もだけど、その状態での個々の新必殺技も観てみたいところ。
ちなみに、「エクラ・エスポワール」の「エクラ(eclat)」は、「顕著な成功、喝采」という意味があるらしい。「エスポワール」はmktn…、もとい「希望」だから、「希望の喝采」あるいは「成功への希望」みたいな感じになるのかな?まあ、英語とフランス語がくっついてる時点で、文法なんてあってないようなもんだけど(オイ)。
しかし、前回で変身できなくてもゼツボーグに立ち向かう姿を見せたはるはる達だけど、今回それをしっかりと受け継ぎつつ、これまでの集大成ともいえる形を見せてくれたな。
そりゃ、変身もできない普通の女の子が、悪い化け物連中をどうにかしようなんて、無謀以外の何物でもないじゃんって人もいるかもだけど、当然そういう事じゃないぞと。自分達の手で未来を切り開き、大切な人たちを守るために、自分達にしかできない事を全力でやるって事を示したんだぜと。確かに極端な話かもしれんけども、常に最善は何かを考え、それを実行する行動力と勇気を描きたかったと、小生は思う。
お世辞抜きにして、ここまで本作の評価、歴代でも1、2を争うレベルだよ。ここで一段落ついた観はあるとはいえ、今後どういう形で予想を越えてくれるか、秋の映画同様、今から楽しみ。
にしてもロックさん、案の定下剋上なんて考えてたのね。つーか、まさかカエルとは思わんかった。ツイッターによると、3幹部は魔女の使い魔+「閉める、閉ざす」といった意味の言葉がモチーフって事だけど、言われてみると確かに、クローズさん→ドアを閉める(クローズ)+カラス(クロウ)、ロックさん→鍵をかける(ロック)+カエル(フロッグ)と、うまい具合になってるわ。
という事は、やはりシャットさんも何かしらの動物、例えばコウモリか蛇がモチーフなのかしら。見た目は後者っぽいけど、吸血鬼みたいな雰囲気もあるし、何より一人だけ日本語ってのもおかしいから前者?うーん、よく分からん。
次回登場する連中は、耳が何となくネズミっぽいけど、果たして…。
じゃ、今週はこの辺で。
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