電動スクーターについて

 今日の夕方のローカルニュースで、とあるベンチャー企業がオリジナルの電動スクーターを開発、先行してベトナムで販売した後、まもなく日本でも逆輸入の形で販売を開始するとの特集を。

 で、その企業というのが、我らが山口県は岩国市の「ツバメ・イータイム」なる会社と知り、非常に驚いている次第です。

 聞けば、大手以外でこうした電動スクーターを作っているメーカーは、全国でも極めて珍しいそうで、まさか自分の住んでいる街にそんな企業があったのかと、興味を覚えてしまいました。

 ベトナムでは、バイクの年間総販売台数が、日本の約10倍らしく、そのために排気ガスによる大気汚染も問題になっているとか。それは我が国にも言える事ですが、それ以上に小生が思うのは、家庭用電源で充電できるという事は、例えばガソリンスタンドが住居から遠い、あるいは潰れてなくなった集落でも、電気のインフラさえ整っていれば、十分生活の足として利用できる、という点です。

 一度の充電で約45km走行できるそうなので、遠出はできないにしろ、近所のちょっとした用事や買い物に使うには、申し分ないのでは。特に、近所に商店もコンビニも自販機もないような、車がないとどうすることもできない地域では、それ以上ない移動手段になりえると察します。

 もちろん、街乗りに使ってもよいのですが、「地方にこそ活力を」が叫ばれる昨今、実はそこにこそ、可能性と活路があるのではと、勝手に思っちょります。メンテナンス性、本体の耐久度(特に電池)等、まだ不明瞭な点もありますが、ツバメ・イータイム関係者様各位、万が一にも当ブログを御一読いただきましたら、どうかご検討のほどよろしくお願い申し上げます。


 じゃ、オチもなく。