笑いながら殴りあう、これこそプリキュア究極の境地ッッ!!


(違)

 あの歴代最強スペックと言われたハートさんでさえ、体得するのに3クール以上を費やした高みに、夏を前にして到達するとは…。やはりあのキュアフローラという武人、只者ではないッッ!!!

 きっと最終回頃には、剣を持たずして斬り、気迫だけで敵を屠る至高へと登り詰めるに違いない。恐るべし、プリンセス修行という名の、常軌を逸した鍛錬の数々ッッ!!
(全て妄想です)


 さておき、「Go!プリンセスプリキュア第21話。


 みゆきち、我に返るの巻。もっと引っ張るのかと思いきや、割と早めに寝返ったな。これも、夏に向けてさらなる商品展開を目論むバンダイの思惑g(以下略)。

 まあとはいえ、無駄にダラダラやって間延びするよりはいいし、シンプルながらも色々と判明&急展開で、見応えはあったんじゃないかと。特に、過去エピから続いたバイオリンの伏線を、ここで持って来たのは、なかなか見事だったね。
 
 しかしディスピア様、どうやら本当に、みゆきちを利用するためだけに生かしておいたご様子。さらに絶望を与えるのが目的とは、随分とゲスいご趣味をお持ちで、見た目も中身も歴代最凶のボスかもしれん。あそこまでエグいほど徹底した悪者って、多分シリーズ初じゃないかしら。

 でもそうなると、なぜそこまで歪んでしまったという、根本の原因がやはり気になってしまう。毎年恒例、自然発生的な「闇の力」はともかくして、彼女もまた、何かしらの夢を利用されて取り込まれたか、あるいは元々抱いていた邪な願望を付けこまれた、ただの人間だったんじゃないかなと。いずれにせよ、胸の鍵穴に何かありそうな予感。

 みゆきち。ああ、てっきり夢がないのかと思ったら、夢が遠すぎて絶望しかけてるところを…って事なのね。救出はされたけど、今までの事を考えると、スンナリ仲良しってわけにはいかなそうだし。来週、早くもプリキュアになるっぽいとはいえ、自分にはそんな資格ない!!とか言いそうではあるな。うんまあ、その辺のドラマをどう描くか、期待しよう。

 王子。どこかの神を名乗ってたヒモニートとは違い、極めて有能でしたが、惜しい人を…(オイ)。そのうち、年末辺りに闇の王子となって帰って来そうな予感全開ですが、「実は操られるふりをして、ディスダークの内情を探っていたんだ」とかやってくれそう。いや、彼ならやってくれるね!!

 シャットさん。おや、みゆきちと一緒に寝返るか、彼女を守って消滅すると思ってたのに、割とピンピンしてやがる(エー)。戦力的に4対2ってのは体が悪いし、今後は敵側にも新幹部が現れるかも。で、多分そのうち一人は年増のお姉さんキャラだな(ナゼ?)


 ハイ、今週はこの辺で。