嫁の目の前で見知らぬ小娘が旦那にいきなり抱きついたら、場が地獄絵図と化すような気が（台無し）

　と、年明けからいい話しの余韻をぶっ壊しつつ、「トッキュウジャー」第４３話。

　ヒカリ。ケン玉の背景が明らかに。ものすごく慕ってた空手の兄弟子からもらったか、誰かの形見を想像してたけど、意外と普通だったな。いや、むしろ変な伏線があっても白けるだけだから、このくらいでちょうどよかったんかもしれん。それに、もう既に形見になってる可能性も（不謹慎）。

　でもアレだ、彼のクールでちょっと周囲から距離を置く性格は、幼少期（といっても、実際には最近なのか）の家庭環境によるものだったんだな。自分がしっかりしなきゃと思うあまり、変に冷静に、賢しくなっちゃうタイプね。大人になるって多分そういう事ではないんだけど、子供の視点ではどうしてもね。それだけに、既に身体だけ大人になってしまったというのが、何とも皮肉な話し。

　とはいえ、結構悲惨な状況にもかかわらず、彼なりに前向きに捉えようとする姿勢と、彼に触発されるカグラさんとのやりとりは、とても良かった。他のメンバーの組み合わせもいいんだけど、やはりこの二人といい、トカッチとミオさんといい、観てて「うまくギアが噛んでる」って感じがする。このキャラクターバランスが、実は本作のキモの一つなんだと改めて思うわ。
　これを越えるのは大変だぞー。大丈夫かな、下山さん（ｴｰ）。

　で、ライト。何やら自ら闇を発するようになったけど、果たしてその意味とは？そういえば、彼がキレそうになるのって、今までなかった気が。前に、皇帝が住民巻き込んで街中で暴れてた時ぐらいか？
　靖子ニャンのこれまでのパターンから察するに、例えばライトと皇帝は元々同一だった、あるいは今までライトと呼ばれていたのがシャドーラインの皇帝で、皇帝の方がライトだった、みたいな、これまたかなり絶望的な事態もなきにしも、だな。ん？でもそうすると、マツコが何かしらのアクションを起こしてなきゃおかしいな。ハテ…。

　まあとにかくだ。残り数話もガッツリ楽しませていただいて、最高の形で次の「ニンニンジャー」に繋げてほしいな。

　じゃ、超簡単だけど、今週はこの辺で。

（違）