クリスマスに最もイマジネーションが高まるのは、むしろ大人の方では?

 まあ、イマジネーションっちゅーても、アッチの方のやけどな!グハハハハハハハ!!(ゲスの発想)


 さて、いきなり下ネタをブッコンだところで、「トッキュウジャー」第39話。

 今まで倒したシャドー怪人の皮、再利用の巻(オイ)。年末年始の恒例エピだけど、しっかりメンバーの心境に沿った登場の仕方になってるのがニクい。この辺、靖子ニャンの十八番芸だな。

 明くん、ついにシュバルツさん側に。てっきり、皇帝グリッタさんの力を抑えきれなくなった瞬間こそ「その時」だと思ってただけに、まさかここでクリスマスを持ってくるとは。…ん?でもそれを言ったら、前のハロウィンや、夏休み前後も相当イマジネーション高まりそうだけど?

 しかしアレだ、トレードマークのヘルメットを置いて、テンガロンハットに被りなおす事で、レインボーラインとの決別を表現している点もさる事ながら、彼のトッキュウジャーに対する呼び方が、ここで効いてくるというのは、さすがだなーと言う他ない。
 5人との友情を育みながらも、いつか今回のような事が起こり得ると、心のどこかで思っていたんだろうか。あるいは、仮にトッキュウジャーシャドーラインを倒せたとして、その時に自分はどうするべきなのか、それ以前に、自分はその後も存在できるのかと、考えていたのかも。どちらにしろ、今にしてみれば、いつか必ず訪れる別れを、予見していたようにも見える。

 で、そんな彼を、メンバーもオトボケキャラとして認識してたってのが、また上手いところでもあり、哀しいところでもある。あくまで邪推だけど、実は明くんシュバルツさんへの仁義は通しつつも、どこかでトッキュウジャーに倒される事を願っているようにすら思える。

 もちろん、本格的に動き出したシャドーライン側の相関も、非常に気になるところ。ウンウン、これですよ。子供にも分かり易く、しかし人間ドラマとしての一本筋が通ってる、これこそ正しいヒーロー番組だ。本年度のマイMVP敢闘賞に選んだ小生の目に、狂いはなかったと確信する。

 分かってんのか、山〇寛!!

 さてさて、予告では何故か皇帝アプリチェンジャー持ってるし、しかもレインボーラインに入ってるしで、波乱しか起こりえない予感。
 「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズと並んで、今一番続きが楽しみな作品だよ。最終回まで、このクオリティを保ってくれますように。


 ハイ、今週はこの辺で。