「ドラゴン・コップス−微笑捜査線−」DVDで視聴

 ジェット・リー主演という事で、レンタル。いつもの超絶アクションを期待していたけど、これがまさかのコメディな上、ビックリするくらいつまらなかった。

 まあとにかく、ギャグの尽くが寒いのが如何ともし難い。一昔前の安っぽいCGをふんだんに使いまくって、やってる事が7、80年代のセンス。お姉ちゃんにアッパーされて「ギョエーー!!」って叫びながら飛んでいくとか、現在日本なら微笑どころか失笑すらされない。
 その上、自虐ネタやしょっぱいパロディもてんこ盛りで、しかも間が恐ろしく悪いと来てるから、目も開けていられない。

 ストーリーもクソいい加減で、肝心のアクションも迫力まったくなし。ぶっちゃけ、こんな映画にジェット・リー使うなよもったいない。AV以外で、久々に借りた事を後悔した。

 正直、映画館で観てたら星1つ以上は付けられない。何だろう、中途半端な技術や文化を吸収しちゃったせいで、本来の持ち味を完全に殺した感じ。別にコメディがダメとは言わないけど、もうちょっと考えないと、とても世界じゃ通用しないんじゃないかと。つーか、こんなのに出ちゃって、リーさんのキャリアに傷つかないのかが心配。

 じゃ、今日はこんな感じで。