???「その気になれば、5分間ぐらいなら大人にだって変身できますわ!」
さておき、「トッキュウジャー」第32話。
メンバーの記憶の謎、解明回。あぁ、やはり元々子供だったのか…。第一話の時点から、記憶がないのは無くしたんじゃなくて、最初からないんじゃないかとある程度予測してたけど、実際目の当たりにすると、結構衝撃的だな。
まあ、バロム1といいキバレンジャーといい、子供から大人に変身するヒーローは昔からいたけど、このまま戦い続けると戻れなくなるってのは、思いのほかキツいね。彼らも、本来ならこれから中高、もしかしたら大学で学ぶべき事、あるいは経験するべき事があったはずだし、親や友達との、共通の思い出なんかもあったに違いない。それが全部、消えてなくなるのってのは、自分の存在が消されるのとほとんど同じだからね。ヘタすりゃ、死ぬより辛い事だよ。
自己犠牲が必ずしも正しいとは思わないし、思えないけど、それでも誰かのためにと突き進むのは、本当に勇気がいる事だと小生は思う。絶望的ともいえる状況下で、どっちを選んでも絶対に後悔が残る二者のどちらかを選ばなきゃいけないという時に、果たして最善が尽くせるか、というね。中には、彼らの決断と今回の脚本に「右寄りだ!」なんてトンチンカンな見解を示す人もいるかもだけど(いたら相当アレな人だけど 笑)、そういう事じゃねぇぞと。
そういえば、前々の「ゴーバスターズ」も最終的にこういう話しになったけども、今回はどう落としてくれるのかね。できればハッピーエンドがいいのは当然として、「フラッシュマン」みたいな例もあるからなー。
しかし、今回のエピでメンバー全員の本名が判明したわけだけど、やっぱりトカッチの名字は「渡嘉敷」だったのね。一人だけあだ名が名前じゃないけど、そういや前に回想シーンで「名字が言いにくいから」とか「女みたいな名前」とか言ってたような…。ん〜、なんだっけ?(ダメジャン)
ところで皇帝。例によってこれは勝手な邪推なんだけど、実は皇帝もライト達と同じ街の子供で、街が襲われたのも彼を連れ去るのが目的だったんじゃないかと。
例えば、元々すごく引っ込み思案で、友達もまったくいないような地味な子だったけど、ライトだけは声をかけてくれていた。で、本当は友達になりたかったけど、意気地がなくてそれも適わず。メンバーが楽しそうに「キラキラ星」歌う姿を遠くから眺めながら、空想の世界で一緒に歌ってた…、とかね。うわ、コイツ暗っ!!(エー)
で、そんな負のイマジネーションに目を付けられ、シャドーラインの皇帝として祀り上げられるべく拉致されたとすれば、色々と合点が行く、気がする、多分。
とすると、やはり黒幕はあのマツコか…。いや、靖子ニャン脚本のパターンから察するに、ヤツは例年どおり年末に退場、そのあと真の黒幕か、最終形態にパワーアップした皇帝の登場だろう、ウン。
どちらにしろ、あの二人には何かしらの因縁があると見て間違いなさそう。さてさて、ドウナルドウスル。
余談。ハイパーレッシャー、なんか「ゴルドラン」と「ゴールドライタン」思い出したわ(笑)。
明くん。ライトが駆けつけてきた時に、「お前なら来ると思ってたぜ」みたいな感じで静かに受け流してたのが良かった。彼、いいポジションだよなぁ。
ハイ、今週はこの辺で。
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