シャドーラインって、焼き魚定食食べるのか…？

　いや、食ってなかったけども。つーか、あいつらの主食って何だ？

　とはいえ、一緒に飯を食うって行為もそうだけど、魚の食い方って意外と人間が出るから、今回のライトの行動は単なるコメディ要素だけでなく、ちゃんと理に適ってるものなんだよな。

　まあ、結果的にシュバルツさんは魚食べなかったし、ついでにあっさり裏切っちゃったけど、あれがまた、彼とライトの距離感が出てて良かった。うん、やっぱり靖子ニャンの書く人物相関は上手い。

　さておき、「トッキュウジャー」第２９話。

　シュバルツさん、復活して共闘してドリルレッシャーパクって逃げましたの巻。さすがに殺されかけたわけだから、シャドーラインに戻る事はないとは思ったけど、そっち方面に行っちゃうか…。

　しかし、ここで問題なのは、果たして彼の目的が、本当にグリッタさんの敵討ちなのか、だよな。口ぶりとしてはいかにもそんな感じだったけど、実は欲しているのは、あの強大な力だけかもしれんし。そのために、あのドリルで皇帝の腹でも穿って、中から引きずり出そうとしてるのかも。
　逆に言えば、これがいわゆる純真な、彼女の気持ちに応えられなかった懺悔だったりしたら、それはそれで面白い事になりそうな予感（そう言っちゃ悪いんだけど）。もしかしたら、皇帝が求めるキラキラってのに、なんか関係がある可能性もなきにしも、だな。果たしてシャドーラインに「愛」があるか、というね。

　それを言ったら、あのマツコ（違）も実に怪しい。どうも皇帝に牙を剥こうと企んでるようにも見えないし、かといって絶対服従という体でもない。
　もしかしたら、皇帝を傀儡とし、自ら摂政となって影から支配する野望を持っていたり、とか。とはいえ、爵位的にもう一つ上の「公爵」が存在するわけだし、さらに皇帝の下の兄弟（大公）がいる可能性も。ポジションとしては、「シンケンジャー」の筋殻アクマロ的な感じなんで、年末には退場するとは思うけど（ｴｰ）、どこまで引っ掻き回してくれるのか。