「バトル・オブ・アトランティス」DVDで視聴

 例によってツタヤで気になったのでレンタル。パシフィック・リムを越える衝撃!」とか何とかいうコピーからして、胡散臭さハンパなかったが、案の定、別の意味で衝撃的な内容だった(笑)。

 まあとにかく、全てにおいてショボい。ロボと怪獣のCG、演者のアクション、セットと、画面に映るありとあらゆるものから、どうしようもないショボさが滲み出てる。コックピットで操作してる感もまるで皆無で、臨場感なんざ当然ナシ。脚本にいたっては、今日日若手芸人のコントでももうちょいマシってレベルの、ムリヤリ強引後都合ナンデヤネンの詰め合わせで、約1時間半、失笑とツッコミの連続になる事間違いなし。

 何はともかく、ロボットのデザインが絶望的にダサいのはこの際しょうがないとして、意味もなく殴りあいを始めたり、中途半端な三角関係を繰り広げるパイロット達のキャラクターはいかがなもんか。いかにも司令官といかにもな軍人がいる司令室も、どう見てもどこかのオフィスか食堂というチープさ。まあ、元々超低予算のB級パクリ映画だから、ハナからこんなもんなのだろうが、もうちょい気合入れようよ(笑)。


 いやしかし、たまにこういうのを観ると、何だかんだでメジャー作品ってちゃんと作ってあるんだなーと、妙に感心してしまう。それでも、極々稀に「26世紀青年」みたいな掘り出し物があったりするので、やっぱり映画は観てみないと分からんもんだ。

 とりあえず、興味のある人は是非。あーでも、まだ準新作だから、あと半年ぐらい待った方がいいかも(エー)