第37回日本アカデミー賞
「舟を編む」のほぼ圧勝という、だいたい思ったとおりの結果。まあ、一部では出来レースなんて言われてるけど、去年はいい作品と悪い作品の差がはっきりしてたから、必然的にこうなるわな。
でもアニメ部門は、ぶっちゃけ「風立ちぬ」より「かぐや姫」だろ。いや、悪い映画とは言わないけども、あれなら「シュタゲ」か「花いろ」の方がずっと面白かったし。結局は収益と日テレ仕様なんだろうけど、何かあからさま過ぎというか、うーん…。
つーか毎年言うようだけど、やっぱり日本アカデミー賞やるなら、日本ラジー賞もちゃんとやるべきだよ。中には作品を作ってる人に申し訳ないなんて意見もあるけど、作るのが大変なのは、良作も駄作も同じなはずなんだから。
それを踏まえた上で、ダメな作品はちゃんとダメだって言わないと、膿は外に吐き出されないと思うんだよ。それって、「優しさ」じゃなくて「易しさ」だろ?
褒めて評価する事も大事だけど、それと同じくらい、駄作はここがつまらない、ここがダメって評するのも、結果的に邦画界全体のためになると思うんだ。だからさ、ネットでもいいからやろうよ、マジで。
ちなみに、去年の最ダメ作品はお察しのとおり「ガッチョメン」ね(笑)。
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