ニコニコ動画の一挙放送を、ウォッチリストで2回に分けて視聴。それでも平日に約2時間半ずつキツかった…。いや、内容的にではなく、同じ作品をずっと見続けるというのは意外に体力がいるもので、これが違う作品ならもう少し楽だったりする。とはいえ、やはり一気観は休日かその前の日に限るな、ウン。
ド田舎在住ゆえ、夜中に山道を車で走っていると、タヌキをはじめテンやら何やらやたらと動物に出くわすが、もしかしたら連中もこっそり人間に化けて、我々の隣で何食わぬ顔で生活しているのかも。京都という特殊な土地環境も含めて、そんな事を想像せせる、日常からの地続きファンタジーという感じで好印象。
DVD買ってもう一度観ようとまではさすがに思わないが、正直及第点にも届かないモノが大半を占める(少なくとも小生が観た限りでは)本年度にあって、かなり出来のよい作品ではなかったかと。
しかし、驚くほどミッチリと描かれた京都の町並み、実際に住んでいる人から見ても「ああ、あの角曲がったらアレがあるんだよ」とか「そうそう、あのアーケードはね、入り口がこうなっててね」とかいう具合に映るぐらい、正確且つ精密なのだろうか。ここ最近の聖地巡礼ブームにつれ、以前よりも作品の舞台となる土地の描き込み、及びその再現度が重要視されるようになってきていると察するが、ロケハンに苦労されたであろうスタッフの方々には、まったく頭が下がる。
ところで話は変わるが、どうして弁天様は井戸のところで一人泣いていたのだろうか。原作でもそこまで物語が進んでいないとか?うーむ、もし2期が発表されたら、その辺までやってくれるとありがたいのだが。