そんなのおかしいですよレジーナさん!!
ハイハイ、お約束お約束(投げやり)。
それにしても、驚くべきは少年少女はもちろん、大人の女性からカエル型宇宙人まで演じられる渡辺久美子さんのポテンシャルの高さよ。
しかも、同年代の声優さんの多くが母親役で出演されている中、4人中3人が平成生まれのプリキュアの中の人と遜色なくいられるって、考えてみるとかなりすごい事だよ。もっと評価されていい人だよな〜。
そんなわけで、「ドキドキ!プリキュア」第16話。
レジ公、ヤンデレ属性発覚回(マテ)。「本当の友達になろう」って、「魔神英雄伝ワタル」みたいだな。昨今の若人は知らないと思うけど、ラジオドラマの「3」で親友の虎王が記憶を消されて、敵として出てくるんだけど…、まあいいや(エー)。
しかし何だ、マナさんじゃないけど、彼女は根っからの悪党というより、頭の中が幼児のまんまって感じだね。モノの分別のつかないお子様を「無邪気」って言うように、善悪の判断がまったくできてないんじゃないかと。
しつこいようだけど、本作のテーマは「博愛」だそうで、その具体として君臨するのがマナさんだとすると、カテ…もといレジ公は彼女の対極であると同時に、ある意味合わせ鏡みたいな存在なわけだ。
基本、自分の損得より他人の幸せを優先させるマナさんと、他人より自分のわがままを優先させるレジ公。一見して正反対に思えて、実は「目的のためなら犠牲を省みない」点において、二人は合致してる。単純な善悪なら殴り合えば解決するが(ソウカ?)、行動原理が近しいだけに、この二人が出遭う事による化学反応は、非常に興味深い。
おそらく今後は、マナさん達と関わる事によって、レジ公に少しずつながら心境が変化していく、成長譚的要素が挿入されるのだろうけど(つーか、そういうポジションはまこぴ〜が適任だと思っていたんだけど…)、逆にマナさんの側に、例えば、何らかの理由で自分のために行動する等の変化が見られるのか、注目したい。
あるいは、紆余曲折の末にとことんまで信じてみようと思ったレジ公に、こっぴどく裏切りを受けた時、マナさんはどう対処するか、とか。
まあ、プロデューサーさんによると、当初は登場予定のなかったキャラクターだそうだから、巷で噂されてるプリキュア堕ち(マテ)はないとは思うけど、いい意味でのカオスをもたらす事に期待したいね。
てか、例によって敵幹部の3バカ化が著しいのは…。
六花さん。突然振って湧いた愛人候補にも、毅然とした対応。さすがは本妻の余裕。きっとあの一件のあとは激しく(以下略)。
ありすさん。レジ公に向けた笑顔が、心なしか殺意に鎧われていたような…。1号さんとしてのプライドか(絶対違)。場合によっては、財閥が有する私設部隊を投入して亡き者に(以下略)。
まこぴー。ヤンデレキャラにはツンデレキャラで対抗とは。いっそ、アイドル業もその方向にシフトチェンジすれば、ニッチな需要が見込めるかも(ムリ)。
じゃ、今週はこんな感じで。