店舗がダメなら、楽天で売ればいいじゃない！！（暴言）

　もっとも、あのオヤジさんと弟子にPCが扱えるかという問題があるけど（大暴言）。いやでも実際、いいもの作ってりゃ売れるなんて時代じゃないし、哀しいけど売り物より売り方が重要視されちゃうんご時勢だからね（正直クソ食らえだけど）。だから、味にそれだけの自信があるなら、全国に打って出るのも手だったんじゃないかなと。

　まあ、先週も書いたとおり、腕はともかく商売の方はからっきしっぽかったから、そこまで頭が回らなかったんだろうなー。弟子に希望を託すのはいい事だけど、その前に自分の食い扶持を心配せんと。それでいつのまにか世間からドロップアウトじゃ、シャレにならんしな（そういう人、結構いるらしいぜ。どこの業界にも）。

　さて、オッサンの世知辛い世相ネタをはさんだところで、「仮面ライダーウィザード」第１３話。

　
　ＤＴメイン後編。とりあえず、取引を打ち切られた店の玄関先でわめき散らすのは、迷惑行為にあたるのでやめましょう。最悪逮捕されます。

　しかし、先週を展開を見る限り、あのお饅頭が評判を呼んで、赤字がすっ飛ぶぐらいのヒット商品に…なんて話しになるのかと思いきや、子供番組にあるまじきアイロニックな落とし方だったな。とはいえ、変にご都合主義で片付けるより、必ずしも完全なハッピーエンドだけが正解ではなく、こういう結末の形もあるよというものを見せてくれた意味では、非常に意義のある回だったかなと。
　
　今さらだけど、本作のテーマである「希望と絶望」って、ありがちのようで実はものすごく扱いにくい要素で。単純にゲートの生き死にが、絶望に直結するかというとそうじゃなく、もっと平たく言えば、テメェの命より前にあるもの、心の拠り所みたいなものをベキッとへし折る必要があるわけだ。

　で、ここで疑問。今回の例だと、あのオヤッさんにとってそれは店や和菓子ではなく、自分の腕を受け継いでくれる弟子だったということだけども、ファントムが一体どの時点でそこに気がつくんだろう。これまでのエピを観た限り、どうやらゲート発見と同時に、そういったものまで見抜いてしまっているように思えるけど、その上で、もっとも効果的に絶望させるよう、行動しているのかしら。にしては、随分とまわりくど（以下略）。

　仮にそうだとして、例えばファントムの作戦が成功し、いよいよ絶望か？！と思わせといて、ウィザードやその仲間達との出逢いでギリギリ踏み止まる、あるいは、今まで心の支えだと思っていたものが、本当はそうじゃない、別の何かだったんだとその時はじめて気がつく、みたいな展開も、そのうちありそう。

　逆もいろんな意味で面白いかも。某ネガティブモデルよろしく「お前、そんな簡単に絶望するのかよ！！」みたいなゲートが現れたり。寒い日に自販機でホットコーヒー買おうとして、間違ってつめた〜いの方のボタン押してしまっただけで顔が「パキパキッ…！」とか（笑）。
　まあそんなヤツが出てきたら、さすがの晴人くんも「コイツは一回ファントムにしといてから、倒した方がいいな」なんて思っちゃうかも（ﾏﾃ）。

　今週のメデューサさん。ウィザードと初遭遇。あえてドラゴンを使わない彼のレディーファースト精神に拍手（ｴｰ）。てか、ノースリーブで寒くないっスか？

　ハリケーンドラゴン。風属性だから飛べるのはまだしも、必殺技が雷とはこれいかに？かと思えば、某ピースさんの新必殺技はサンダーハリケーンだし、もう何が何だか…。

　…うん、今週も全然感想になってないな。まあいいや（ｴｰｰ）。

　次回、自主制作映画と青い魔法石登場？そして謎の使い魔ケルベロスの正体とは！！