あの新必殺技を「鳳翼天翔」というか「科学忍法」というかで年がバレる件（笑）

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　あ、もっと前だと「ゴッドバード」ってのもあるな。

　しかし、ペガサスの次はフェニックスですか。30分前の番組では蟹になったり脳筋だったり、どちらも結構なポンコツ扱いなのに、この差は一体…。

　
　それはともかく、「スマイルプリキュア！」第32話。

　なるほど、バッドエンド王国の目的は、全人類をニート化させる事だったのか。てかそんなもん、とっくの昔にパチンコ業界とソーシャルゲーム関係がはじｍ（以下略）。
　
　しかし、人々の不幸のエネルギーを集めておきながら、「何も考えない方が幸せ」とは、なかなか面白い。察するに、自分で何も考えない（＝自分がない。忘我）という事は、一見してしがらみやストレスから開放された、完全なる自由であるように思えて、実は人間にとって最大の喜びである達成や成長から永遠に切り離される事に他ならないという東映さんからのメッセージに違いあるまい（ｿｳｶ?）。

　つまり、個々人の己が欲求（≠幸福）のみへの執着は、人類全体として見れば大いなる不幸であるという、対極的な構図。その先に未来がないと分かっていながら、目先の怠惰な幸福に飛びつくか、それとも辛い今を乗り越えて、永続的な幸せに辿り着くか。まさしく、幸と不幸は紙一重のよぉ（誰？）。
　
　まあニートに限らず、昨今は老若に関わらず、自身の思考や意思などまるでないくせに、イッチョマエに欲望とプライドだけは人一倍みたいなバカが多いように見受けるけども、それは頭おかしいヤツなんだよ、君たちは個人であると同時に社会の一部であり一員なんだよって事を、子供のうちからこういう作品を通して教えるのは、本当にいい事だと思うよ。
　少なくとも、そこいらの小学生をカバンに詰めてタクシーで逃げようなんてクズにはならんはずだよ、ウン。

　要するにだね、テメェら働けと（笑）。

　ただやっぱり、今までの蓄積のなさというか、メンバーが立ち直る行程に関しても、感動エピをちょっとムリヤリくっ付けた観は、正直否めないなー。
　前回の感想でも書いたけど、クッキーの件がみゆきちんを目覚めさせる布石だったとして、やっぱり何かしっくりこない。てか、あれでみゆきちんが目を覚ますなら、他のメンバーも同じ方法で目ぇ覚まして然るべきだろと、オッサンは思ってしまう。

　加えて、これまで結構な話数をギャグ回に割いてきたせいか、「みんなで頑張って乗り越えるんやー！」とか言われても、どうもピンと来ない。確かに運動会や副生徒会長のエピは、それなりのフックになってたけども、メンバーが始めてプリキュアになった回で垣間見せた「壁を乗り越えていく」的な要素もほとんどオミットされちゃってるし、効力は弱いよなーと。

　うーん、ぶっちゃけメンバーがこれまでの戦いや日常生活で、どれだけ成長してるのかという部分が分かりにくいのが、今エピ最大の失敗のような気がするな。ピエーロ様がチョビッとだけ復活した回のような熱い展開を期待してたんだけど、なんとも残念。
（その意味では、やはりハトプリは本当に良く出来たんだなーと今さらながら感心）

　いやいや、ギャグ回はギャグ回ですごく面白いし、合間に入る泣かせエピも悪くないんだけど、作品としての着地点をどうするかで、ちょっと迷いがあるんじゃないかと勝手に邪推してみる。いいモノ持ってる作品だから、キレイにまとめてほしいんだけど…。

　念のため断っておくけど、小生は本作が嫌いでこんな事書いてるんじゃないのよ。そりゃ、中には「コイツ、作品をディスりたいがためだけにブログやってんちゃうか？じゃあ観なきゃいいのに」ってブロガーさんもいるけども、やっぱりよりよい作品になってほしいし、（クサい上に自意識過剰な表現かもしれんけど）ただ褒めちぎるだけが愛じゃないだろ？って思うんさ。

　だから、万が一本文読んで不快な気分になっても「こういうヤツもいるんだなー」と、サラーッと流していただければ幸いです、ハイ。

　という事で、次回は恒例の映画村ロケ回（違）。小動物兄が人間態にっ？！そんなのっておかしいですよカテジナｓ（以下略）。

（ﾏﾀｵﾅｼﾞﾎﾞｹｦ…）