「プロメテウス」感想(簡易版)
リアリティのある細かいSF考察と、プロメテウス号をはじめとしたメカニックデザインは、いかにもファンが泣いて喜びそうな「リドリー節」。ぶっちゃけ、スケールモデルがあったら一台欲しい(笑)。
また、逃げ場のない密閉空間での程よい緊張感と、未開の土地で未知の生物と遭遇し、訳も分からないうちに攻撃される恐ろしさは、円熟の技とセンスがキラリと光る仕事ぶりでグッド。
特に注目したいのが、地下迷宮内での照明の使い方。「暗くて見えない」のではなく「あえてはっきりと見せない」事で、より深く恐怖を演出するこの技術を、何故かやたら真っ暗なところで撮りたがる日本のアクション映画関係者は、もっと積極的に盗むべき。
監督のいつものクセなのか、ストーリーが少々分かりづらく、結局なんでコレはこうなるのか、アレは一体なんだったのかと後々首を傾げてしまう場面が数多く見受けられたのは非常に惜しいところで、ほとんどの場合、よくよく考えれば辻褄も合わなくはないが(冒頭のエンジニアさん等)、途中から何をしているのか付いて行けなくなった観客も多かったのではと、今にして思う。
とはいえ、それぞれのキャラクターと相関は面白く、人間ドラマの見応えはバッチリ。一部エンドカットの「アレ」に「ああ、やっぱりね」的な反応を示す人もいるが、純粋なSF作品として観るなら、なかなかの出来。
既に次回作も決定しているそうだが、となるとやはり彼女と生首くんが、エンジニアさんの母星に殴り込むといった内容になるのだろうか。
本作を鑑みるに、どうやら彼等にも敵(天敵?)が存在するようだが、自分達が作った兵器にやられちゃうようなオッチョコチョイどもが、果たしてまだ生き残っているのやら…。
…うん、驚くほど簡素な感想だな(笑)。いいじゃん、観たの一ヶ月以上前だし(エー)。
とりあえず、今回はこんな感じで。
☆☆☆★★+
あと、自分で帝王切開とか痛いからヤメテ、星3つプラス!
…で、人類誕生の謎はどうなったの?
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