「お前が自分で弾いていると思っているそのギターも、本当は俺様のエアギｔ（以下略）」

　あ、エアギターは鳴らないんだった（笑）。

　てか、金剛地武志さんって俳優もやってたのか（むしろこっちが本職？）。てっきり、エアギターで食ってる芸人だと思ってたわ（笑）。
　あと、ギターもエアじゃなく実際に弾けて、バンドなんかもやってらっしゃるんだと。へぇ、知らんかったー。

　それはさておき、「仮面ライダーウィザード」第３話。

　厨二くんエピ後編（ｦｲ）。どうでもいいけど、いい年こいてその極彩色をふんだんに使ったカラフルすぎるファッションはやめなさい。親が見たら泣くぞ。
　ちなみに彼の中の人、女刑事さんの中の人と同い年だったりする。どこであんな差がついた…。

　とはいえ、すでに一話で簡単に紹介済みではあったけど、これでようやく基本パターン本格スタートって感じだな。今までの「W」や「フォーゼ」は、誰が怪人かを突き止めるのに終始していたけども、本作はそれプラス、守る対象＝ゲートも同時に探すわけだ。
　構図的には「カブト」＋「電王」って感じで、主人公達の労力も倍になるんだろうけど（笑）、その分過去シリーズより面白いギミックが仕掛けられる可能性も出てきたわけで。

　例えば、親兄弟や親友といった一番信頼していた、支えとなる人が…ってのはもちろん、ファントムと思っていた人が実はゲートで、逆にゲートだと思っていたファントムだった、あるいは、目の前で兄がファントム化してしまったゲートの妹が、
「お願い、お兄ちゃんを殺さないで！あんな姿になっても、私のたった一人の肉親なの！！」
「クッ…、あのファントムを止めないとさらに多くの被害が…。でもヤツを倒すと、この子が絶望に支配されてしまう…！！一体どうすればｯｯ…！！？」
とかね。

　しかしファントムが人間の絶望から生まれるとするなら、あの調子で出てきてはやられ出て来てはやられ、を繰り返してたら、そのうちストックが尽きてしまうのでは？まあそのためにゲートを探してるんだけども、あんまり邪魔ばっかりされてると、さすがにねぇ。
　もしかしたら、中盤ぐらいにあの幹部二人を見かねた上司的な方がいらっしゃって、また無理矢理サバトを引き起こす、みたいな展開も大いにありそう。
　うーむ、何か新しい事が起こりそうな予感。次のエピも楽しみだぜ！！

　
　余談（ﾏﾃ）、ウォータースタイル初登場。てっきり右手から魔法陣が出るのかと思いきや、ハリケーンと同じく上からなのね。右はやはり、中間パワーアップか、それとも２号ライダー用か…。
　てか、変身音声「♪スイースイースイー」って（笑）。セット的に書割から植木等さんが出てこられたらどうしようかと（出ねぇよ）。
　これで前回の感想で書いたゴールドスタイル（仮称）が登場したら、やっぱり「♪キーンキーンキーン」とか楽しそうに歌うのかしら。「スーダラ節」の次は「ウンジャラゲ」って、どんだけクレージーキャッツ好きなんだよここのスタッフ（笑）。