♪こーの支配からのッ、………卒業！

　
　理事長からの卒業式って、どう考えてもただの嫌がらせです（笑）。にしても、最終形態のラスボスに生身で立ち向かって平気な高校生って、一体何補正なの？
　毎度のことながら、今まであれだけ圧倒的な強さを誇っていたラスボスとその部下が、最終回になると途端に弱体化するこの現象は一体…。

　つーか理事長、なんでわざわざ校内放送で自分の正体をバラしたんだ？普通に人知れず旅立てばよかったのに。フォーゼドライバーもその場で破壊しとけば、誰にも邪魔されずに済んだものを（あ、まだメテオがいるか）。
　何だかんだ言って、止めてほしかったとか？
　
　あと、他の連中はみんなスイッチからの解放かダークネビュラ送りなのに、一人だけ消滅させられたレオさんって…。年末の映画への布石か？

　さておき、「仮面ライダーフォーゼ」最終回。

　斬新すぎるマスクデザインとファッションセンス、まさかの学園モノ、そしてぶっ飛んだストーリー展開と、一時はどうなるかと思ったけど、最後はキレイにまとまった…のか？

　とあるサイトさんの分析によると、どうやら本作はプラズマ宇宙論における「重力」「反重力」を、それぞれ「人と人を繋ぐ絆の力＝アストロスイッチ」と「人と人を引き離す孤高の力＝ゾディアーツスイッチ」に当てはめたモノらしい。
　…難しすぎてさっぱり分からんかったけども（ｴｰ）。例によって詳しくはコチラを参照。

　確かに怪人をただ倒すだけじゃなく、その後でいいところも悪いところも受け入れて友達になるってのは、今までにない要素で面白かったし、それと上記のような宇宙論を掛け合わせたストーリー構成も、夢があってよかったよね。
　もしかしたら将来、本作をきっかけに宇宙飛行士や技術者を目指すチビッコが現れるかもしれないし、今も近隣の人を大事にしょうとする心が芽生えたかも。そういった意味じゃ、子供番組としては及第点の出来だったと思うわ。

　まあ個人的には納得いかない点とか、もうちょっと何とかならんかったんかなーと思う箇所も多々あるけども。例えばメテオの親友の件とか、賢吾パパの事とか。特に、これも毎度の事ながら、後半のストーリー展開の詰め込み観は何とも…。
　とはいえ、何とか無事に終わって良かった良かった。結局、プレゼンターとは何だったのか、弦ちゃんのご両親は何の仕事をされていたのか、明かされないままだったけど、それはきっと年末の映画で明かされる…といいなぁ（ｴｰｰ）。

　予想としては、宇宙飛行士になった賢吾くんが旅立って数ヵ月後、みたいな始まりで、ユーザーから「そんな早く行けるのか？訓練期間だけで何年もあるんじゃないのか？」なんてツッコまれるというね（笑）。
　で、キングとクイーンが復縁＆婚約パーティー中に何故かファントムが襲ってきて「な、何だコイツら？！」「ゾディアーツ…じゃ、ない？！」「何だって関係ねぇ、せっかくのダチのパーティーをメチャクチャにするヤツは許さねぇ！（スリー、ツー、ワン！）変身！！」と。
　そして謎の転校生現る、だよ（笑）。　

　あとは、諸田先生辺りが新たな校長に就任して、アンガールズはその下でこき使われている、とか。

　もしくは、プレゼンターに逢うためにライダー部のみんながプロメテウス号に乗って未開の星へと（以下略）。そこで人体に寄生する謎の生物と（以下略）。
　しかしそうなると、果たして女性部員3人のうち誰があのマッシーンに乗るのか（以下略）。

　とにかく、だ。一年間、楽しく観させていただきました。出演者、ならびにスタッフの皆様には心よりの感謝と賛辞を。

　次回作の「ウィザード」も期待しております。

　…てか、ウィザードライバーのあの~~ウザい~~音声、誰？まさかあのチャラい以外に芸のない自称芸人じゃない…よね？ねぇ、そうだと言ってよ。嘘だと言ってよバーニィ！！