???「魔法など使わずとも、波紋さえあればコップの水をプリンのように固めるぐらいたやすい事」


 ドギュゥゥゥゥゥゥン!!

 うん、たまにはジョジョネタもいいかなって。


 さておき、魔法つかいプリキュア!第6話。


 ほっちゃんのお姉ちゃん登場回。教育実習という事は、現在20歳前後?魔法学校が日本でいうところの小中高一貫だとすると、去年ぐらいまでは一緒に通っていたのかしら。

 まあ、お姉さん自体はすごくいい人みたいで、また妹思いのようだけど、兄姉が優秀だと、下の子はコンプレックスを抱えて、時には捻くれちゃうもんだからなぁ。憧れであると同時に、越えられない壁でもあるから、どうしても自分と比較して、必要以上に無理しちゃうんだろうね。
 ほっちゃんの場合、その差を少しでも埋めようとするあまり、いきなりワンランク上の魔法から挑戦しようとするきらいがあるように見受けられる。メンタル的な部分もあるとはいえ、要は知識はあるけど基礎ができてない状態なんじゃないかなと。
 マス大山先生も、「基本と技、どちらから入ってもいい。ただし基本から学んだ者は上達が早く、技から学んだ者は上達が遅い」と仰られているし、その辺が少し垣間見えて、成長の兆しが示されたのは、大きな進歩だと思う。

 しかし、あえて苦言を呈するなら、2週連続で同じようなエピをぶつけてくるって、ぶっちゃけどうなの?とも若干思わなくもない。お姉ちゃんはともかく、基本パターン先週とほとんど一緒だし、何ならお姉ちゃんが雪山でやかんにお湯わかしても良かったじゃん、なんて思っちゃう人もいるかと察する。
 ライターさんが違う人だし、前回はみらいさんとより親密に、今週はお姉さんと仲直り、ついでに初の物理以外の攻撃発動と(オイ)、扱ってるテーマも異なっていたとはいえ、もう少し工夫してほしかったかなと。

 つーか、当たり前っちゃー当たり前だけど、ここまでほぼほっちゃんメインだよな。いや、それが悪いって事じゃなくて、逆に今の状況でみらいさんメインのエピって、相当難しいだろうしね。なんつーか、ぶっちゃけ彼女、あんまり葛藤とか悩みとかなさそうだし…(暴言)。
 そっち方面はほっちゃんに任せて、みらいさんは彼女をグイグイ引っ張りつつ物語を展開させる、ある意味での狂言回し的な役割になってくれると嬉しいだけど…。

 まあ、まだまだ始まったばかりだし、ロングシリーズとはいえ手探りなところもあるんだろう。とにかく、持てる好材料をフルに使って、来年の一月には「終わるのが惜しいなぁ」と言えるぐらいの良作になってくれる事を期待。計画は緻密に、行動は大胆に。


 はい、今週はこの辺で。