鍋の素、について

 えー、相変わらずクソ寒いです。珍しく気温が氷点下を下回ったため、職場の水道管やら何らかが凍り付いたり破裂したりで、昨日今日と大変でした。でも一番驚いたのは、何がどうなってそうなったのか分かりませんが、ウォシュレットの水が放物線を描いたまま凍っていた事です(笑)。

 さておき。テレビで鍋の素の特集をやっております。基本、料理は自分で何でもある程度作れてしまう小生は、鍋も今思いつくだけで6、7種類は軽くバリエーションがあるせいか、いまいちああいう商品の必然性が分からなかったりします。

 もちろん、豚骨味やキムチチゲ味等、家庭ではなかなか再現できないものもあるのは百も承知なのですが、例えば袋ラーメンの余った粉末スープを利用したり、コチュジャンや豆板醤を調合してオリジナルの味を作る方が、自分好みにできるし、何よりコスト面からすると安上がりでは?

 以前、そんな話を実兄にしてみたところ、「それはお前が特殊なんや。世の中お前みたいに何でも作れる人ばっかりじゃないし、そもそも料理が嫌いな人もいる。それに一人暮らしなら、調味料買うより一人前の既製品使った方が楽だし安上がり」と諭され、まあそんなもんかいのぉと一応は納得しましたが、やはり料理は自分で作るものという意識が強いせいか、自ら楽しみを捨てている気がしてなりません。

 先日、試しに有名メーカーの商品を使ってみたのですが、案の定というか、なんというか、いや美味しいのは美味しいんですけど、どうしても「もっとダシをこうしたら」とか「塩分を抑えて代わりにこっちの味を」とか思ってしまいました。

 鍋に限らず、随分前に当ブログで書いたこともありますが、スーパーで「大学芋の素」なる商品を見つけた時は、「はぁ?最近の主婦は大学芋の作り方も知らんのか?あんなもん、サツマイモを油で素揚げして、砂糖醤油と黒ごま塗すだけだろ」と思い、その事を知り合いのお姉ちゃんに話したところ「え、大学芋って家で作れるんですか?!」と驚かれ、そのリアクションにこっちも驚いた、なんてことがありました。

 まあ、別にそれが手抜きとは言いませんし、そういうモノがある事によって助かっている人もいるとは存じているつもりですが、そんな人にこそ、白菜と豚バラだけの簡単なヤツからでもいいので、一度は自分なりの鍋作りに挑戦していただきたく。


 じゃ、今日もオチなく。

博多牛もつ鍋セット 3-4人前 >>鍋の素

博多牛もつ鍋セット 3-4人前 >>鍋の素
価格:1,542円(税込、送料別)