全国のレイヤーさんが、「あのパッド、欲しい…」と思ったに違いない(笑)

 ほら、ピンキリとはいえ、生地って意外と高いそうだからね。コスプレ衣装一着仕上げるのに、モノにもよるけど2、30000円かかるとか。社会人でも、結構大きな金額だぜ?

 あと、これは実際にレイヤーさんから聞いた話だけど、素人が洋裁で仕上げた服って、やっぱり得てして破れやすいんだと。だから、ちょっと動くとすぐにバラバラになっちゃうようなコスでイベントに来るような子もいて、見ててハラハラするとか言ってたよ。次回、はるはるにそんな楽しいもといハプニングがあったら大友大歓喜もといPTAとかBPOから色々言われるから、気をつけてね(ネェヨ)。


 さておき、「Go!プリンセスプリキュア第8話。


 ハルハル、パーティドレスを手作りするの巻。普通、洋裁ってちっちゃい巾着袋とかそういうのから始めるもんだけど、いきなり上級者コースからチャレンジしちゃうんだね、この子は。ミシンで指ごと縫いつけて「ギャーーー!!」とかなかっただけでも、御の字だな。
 つーかあのミシン、どっから持って来たんだ?と思ったけど、去年はみなみんも手作りしたそうだから、そういう生徒のために寮で何台か用意してあるんだろう、ウン。

 あと、メガネ百合ダークさん(違)、こっそりドレスの縫い糸に、自分の髪の毛とか練りこませると思うな(ヤリマセン)。

 しかしアレだ、今回ははるはるがドレス作りに勉強にと頑張る回であると同時に、間接的にきららさんの成長のきっかけと、みなみんの見守りポジションを明確に示した好エピだったね。

 大人の目線からすると、はるはるの行動は自分のキャパを考えない、すごく無謀な挑戦に思えるし、実際そのとおりなんだけど、それを越えようとするガムシャラさと、何より自分で決めた目標を曲げないという強い意思なんだよな。
 もちろん、トップモデルを目指すきららさんの中にも、そういう部分はあるはずで、事実彼女も、プリキュアとモデルを両立させるって宣言してるわけで。芸能界でいろんな大人を見てるから、どこかで現実的というか、ドライな視点で見てる節があったんだろうなと。そんな彼女の視界を、はるはるの頑張りを間近で見せる事で、開かせるというこの演出。ベタだけど、なかなかグッと来たよ。

 で、みなみんもお姉さんキャラとして、二人が衝突しないよういいクッションになりつつ、温かく成長を促すというね。あの落ち着き、とても中二とは思えないわ。多分、そこいらの教員よりしっかりしてると思うな(笑)。

 正直、成長期のJCが連日徹夜は感心しないけど、夢を叶えるために努力する姿を見せるのは、実にいい事だよ。できれば今後、ものすごい頑張ったんだけど、結果に結びつかなかったとか、必ずしも努力=結果じゃないってエピも、やってほしいね。いや、皮肉の意味じゃなくて、そういう失敗も人生には度々あるけど、それを乗り越えた人だけが夢に辿り着けるだよって事をね。


 ここまで良回がずっと続いてるし、このまま最後まで完走してほしいな。そろそろ敵幹部や、OPの仮面女子のエピもほしいところだし、ますます面白くなってくれる事を期待。

 はい、今週はこの辺で。