おじいちゃんは、密かにイノセントアーマーを開発したんですね分かりまs(以下略)

 笹野高史さんビーファイター以来の特撮出演か。「来る仕事は拒まない主義」だそうだけど、お忙しい方だけに中盤辺りで退場されないか、今から心配です(エー)。

 つーか、ビーファイターの頃から外見まったく変わってらっしゃらないけど、当時まだ40代だったんだね。失礼ながら、もう結構なおじいちゃんだと思ってたわ(笑)。資生堂とかはコエンザイムQ10研究する前に、あの人の研究した方がいいと思うんだ(暴言)。


 さておき、いよいよ始まりましたニンニンジャー


 浦沢義男さんの愛弟子に当たる下山健人さんだけに、例年よりお笑い要素が強い印象だね。スーパー戦隊では初のメインのせいか、初回はものすごく丁寧に、隙なく作ろうとしているけど、ちょっとまだ緊張が見える感じかな。

 少々辛口になっちゃうけど、テンポよく物語が展開される一方、やる気のなかったメンバーが、カニンジャーに触発されて戦いに身を投じるまでの過程に、掘り下げの甘さが目立つ。あそこはキョウリュウジャーよろしく、一応敵が出てきちゃったから変身したけど、青黄桃はやっぱり向いてないとか色々理由つけて拒否して、それを3、4話かけて説得するエピを入れてもよかったんじゃないかと、勝手に思ってみたりする。

 まあ、それだと某トゥインクルさんとかぶってしまうから、あえて避けたんかもしれんけど。とはいえ、まだまだ始まったばかりだし、その辺は演者達の芝居同様、これからの課題になるかと。忍術を使った戦闘シーンは見応えあったし、ロボ戦もアイデア満載で面白かったから、今後の成長・改善に期待したいところ。


 カニンジャー。前作とは別ベクトルの熱血バカレッドタイプか。恐れ知らずがウリのようだけど、逆に彼が恐怖を克服するとか、実は高いところが苦手とかのエピが見てみたい。
 あと、君はアフター・アースという凄くつまらない映画を観た事あるかね(オイ)?

 アオニンジャー。イギリスで魔法学校に留学という、異色の胡散臭い経歴から、忍術に否定的だとか。でも1クールもしたら、魔法と忍術を合体させた技とか繰り出すんでしょ?ん?ん?(ダレダヨ)

 キニンジャー。最年少キャラらしく、シンケングリーンのように本作の成長譚部分を担ってくれるか、はたまた何でもそつなくこなしちゃう天才肌か。意外とこういう子が、物語の完成度を左右しちゃったりするので、慎重に扱っていただきたいところ。

 シロニンジャー。しっかり者だけど戦闘には不慣れな妹キャラか。メンバー全員、まだまだ忍術の腕は未熟なようだし、彼女の成長にみんなが触発されて、なんてドラマがあるといいね。

 モモニンジャー。丁寧語で話す毒舌家タイプだそうで、彼女がチームのまとめ役になるのか、トラブルメーカーになるのかにも注目。彼女に限らず、それぞれに特技があるらしいから、それを取り入れて21世紀の忍術を創造していく、なんてストーリーになると予想。

 シュリケンジン。見た目グリス・ボックみたいなデザインもさる事ながら、史上初の神輿型操縦席は笑った。アレ、赤以外のメンバー大変だろ(笑)。真ん中のロボは、今後の展開で新しいのが出てきたりするのかしら?で、その使用者が神輿の上に乗るシステムとか?


 まあとにかく、また一年間楽しませていただきますので、よろしくお願いいたします。

 じゃ、今週はこの辺で。