ちなみにヒカリ役の横浜流星くんは、空手の元世界チャンピオンです(本当)

 なんでも極真空手初段(黒帯)所有で、中学3年生の時、世界大会で優勝したんだとか。今回のエピも、靖子ニャンに空手回を書いてくれと何度も頼み込んで、ようやく実現したそうな。

 ライト役の志尊淳くんも、格闘技経験豊富だそうで、公式サイトを見る限り、二人とも今回の撮影はかなりノリノリだった様子。クローズ相手に、結構エグい角度のカカト落とししてたし(笑)。

 あと関係ないけど、トカッチ役の平牧仁くんは、Sprout(スプラウトというバンドのキーボード兼ボーカルだったそうだよ(現在活動休止中)。


 さておき、「トッキュウジャー」第33話。


 ライトヒカリの空手対決(?)回。記憶喪失から一転、幼馴染エピを加える事で、単にキャラクター相関に追加要素がプラスされるだけでなく、これまでとはまた違ったストーリー構成も可能になるという、二段重ね構造なわけだ。やっぱり上手いなー。

 中身の方も、ヒカリのひらめきと、鍛錬を重ねたゆえの観察眼が見事に生かされてて、これまた上手い。ちゃんとキャラクターが分かってて書いてるのが分かる脚本だよ。
 しかし靖子ニャン、今期は牙狼に劇場版進撃の巨人、さらに来年にはジョジョ3部」の後編と超多忙だけど、大丈夫なのかしら。ヒットメイカーの宿命とはいえ、身体にだけは気をつけていただきたいところ。
 つーか、そろそろプリキュアの脚本も書いてくれないかなー、なんて(エー)。

 でもアレだよな、本物の天才って、凡人が一生懸命努力して積み重ねていく事でも、お遊び感覚でこなしちゃったりするから、タチが悪いよな(笑)。ああいう連中にとって、努力は努力でも何でもなく、やってて楽しいから夢中になってやるもんなんだと。将棋の羽生善治九段なんて、まさにその典型でしょ。

 ライトなんかは、たまたま稽古が嫌いだったからあんな感じになったけど、あれでヒカリと同じ量の稽古こなしてたら、間違いなく勝ててないよ。まあ、努力は決して悪い事ではないし、もちろん大事なんだけど、世の中には想像を絶する化け物がいるって事は、知っておいて損はないと思うよ。もしかしたら、今回のエピよろしく、天才には思いつかない何かしらの突破口があるかもしれんしね。
(なんでこんな事を言うのかってーと、今までその両方を、山のように見てきたから。実際いるんだよ、神に愛されるとしか思えないようなヤツが)

 あと、確かダルビッシュ有も言ってたけど、「努力は自分を裏切らない」って言うけど、正しい知識を持って正しく適切にやらないと、あっさり平気で裏切られるそうだから。みんなも注意ね!(ダレ?)


 うん、なんか後半、嫌な事しか書いてない気もするけど、今日は時間ないんでこの辺で。