あの所沢で待ってる その4
(その3より続き)
二日酔いから回復したとはいえ、体力減退と睡眠不足は否めず。これは予定していた小諸入りはムリだと判断し、大人しく帰路に着く事に。
…にも関わらず、関越自動車道に乗って高坂SAにいるのは一体何故なのか(笑)。
いや、本当に真っ直ぐ帰ろうと思ったんだよ。でも高速入り口の表示に「八王子」と「練馬」とあって、どっちに行ったらいいか分からなかったんだよ。山口県民に、関東の地理なんて分からんって。
じゃあ聞くけど、関東圏の人が山口県内で「防府」「岩国」って表示見て、どっちが西でどっちが東が分かるか、エーコラ!!(逆ギレ)
でまあ、とにかく。ここまで来て引き返すのもバカらしいので、売店で土産とコーヒーと栄養ドリンクを買って、当初の予定通り小諸を目指す事に。そのまま、車を走らせる事2時間弱。
とはいえ、残りの移動時間を逆算すると、本日中に帰るための限界滞在時間は1時間ほど…。それでも、可能な限りの事はやっとこうと、さっそく動き始める。
もはやなつまちファンにはお馴染みの、自家焙煎珈琲こもろさん。小諸に来たらまずこちらで、あのサンドかダイナマイトドリンクをいただくのが、一つの作法といって過言ではあるまい。
マスターと他愛のない話しをした後、念願のなつまちバッジを受け取って、次の目的地へと向かう。
懐古園に到着。去年来た時は、既に桜が散ったあとだったか、今年は開花が若干遅れたため、今がちょうど見頃だとか。さっそく、300円払って園内へと入る。
スマホのカメラなんですっごい分かりにくいけど、とにかくものすごくキレイです。残念ながらピークは2、3日前に過ぎてしまったそうだけど、これはこれで充分に見応えがある。
「日本さくら名所100選」に選ばれているだけあって、本数もさる事ながら、木それぞれの迫力というか、鮮やかさが素晴らしい。ソメイヨシノをはじめ、数種類の桜が植えられているため、満開の桜と花びらの雨を降らせる木とが合わさって、掛値なしに美しい情景を作り出している。この姿を見られただけでも、ここに来た甲斐があった。
天気がいいと富士山から見えるという、その名もズバリ「富士見台」からの写真。ちょうど条件を満たしているはずなので、見え…るはず?
真ん中の辺りにうっすらと見えてるような、見えてないような…。うーん、よく分からん。
ちなみに、ちょうどこの日、園内でイベントが行われていたようで、花見客に混じってこんな方々が。
余談ですが、この中の何人か、小生のフォロワーさんです(笑)。せっかくだから挨拶しておけばよかったかも…。
まあとにかく、これであらかたの目的は達成した。あとは真っ直ぐ家路に…、
そんなわけで、190円の入場料払って撮りに来ました(笑)。昨年の夏祭りで小生も担いだ、りのん神輿のご神体です。
なっ♪
ななーっ♪
背中には、しっかりと「なつまち連」の文字が。今年も担ぎに来たいなー。でもドカンショにも参加したいし、両方出るってのは経済的にも時間的にも難しいし…。
と、ここで無念のタイムアップ。駅前のドーナツショップtocotocさんにて、昼飯代わりのドーナツ3種(めっさ美味い!)を購入し、車に乗り込む。ちなみにこの時、店の前に駐車券を落としたのは絶対ナイショだから誰にも言うな!!(クワッ)
でまあ、あとは例によって、県道142号線を豪快に南下、岡谷ICに乗って大竹まで約8時間、下の道も合わせて約10時間かけて、無事家にたどり着きましたとさ。途中、給油以外で一度も止まらなかったのが幸いしたのか、何とか日付が変わる前に帰れてよかった…。
しかし前々から思っていたが、どうして上りも下りも、草津SAから西宮名塩SAまでの約75キロ間、具体的には大阪府内とその近郊に、ガソリンスタンドが一軒もないんだ。毎回、あの辺でガソリンが切れかけるのに、どこまで行っても給油マークの表示が出てこないので、本当にイライラする。
早めに給油すれば済む事?いや、確かそうではあるんだが、せめて2間の真ん中辺りに、最低限の自販機とトイレとGSが設備された場所を作っていただきたいところ。そう思ってる長距離ドライバーさんが、きっと日本中にいるはず。
なあ頼むよ、日本道路公団さんよー。市長はバカだから何にもやってくれないんだよー。
さておき。今回の遠征は反省する点も多く、というより、ほとんど反省する点ばかりだったが、それなりに有意義で、良くも悪くも勉強になった。今週はまた、江波で探検隊が催されるが、今回の失敗を踏まえ、二度とあんな醜態を晒さぬよう、いい大人として節度ある行動を心掛けよう、ウン。
とりあえず、人前での酒は当面禁止な…。
じゃ、たいしたオチもなく、これにも終了。再見。
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