この所沢の片隅に その1

 そんなわけで、去る26日に所沢にて開催された「すずさんの食卓2」に参加してまいりましたので、その報告を。

 まあ要するに、この世界の片隅にの舞台である、第二次世界大戦中の食料が不足していた時代、あり合わせの物を工夫して少しでも美味しく食べようという先人の知恵を、現代人である我々が可能な限り当時の製法のまま再現し、みんなで食べてみようみようぜといった趣旨のこの企画。「2」とあるように、今回で2回目の開催だったりする(ちなみに前回は不参加)。


 
 前日、夜の10時から愛車のデミオにて出発。GW前の混雑を避けるため、名神ではなく中央道経由で目的地を目指す。片道約10時間、途中、給油のために寄った草津SAとスピード違反で切符切られた以外はノンストップで、入間インターに到着。


 今回のメイン会場となる、古民家付き農園corotさん。まさに古き良き日本家屋といった趣き。とりあえず、思いのほか早く着いてしまったので、車の中で仮眠を取る。


 しかしこの辺り、「山口」という地名らしい。こういったノボリを見るたびに、一瞬「あれ?」と思うが、近所を散歩中の方々がみな標準語なので、おかしな錯覚を起こしてしまった(笑)。


 なんてアホな事を言ってるうちに、片渕監督をはじめ参加者のみなさんが続々と集合。既に顔馴染みの方、今回初めてお会いする方、それぞれに挨拶をして回る。


 参加費徴収とグッズ販売。すずさんの手拭いは、ナントひとつひとつ判子を手で押した手作り。もちろんポスターもあります。



 監督による開会の儀。さあ、いよいよスタートです!


 小生達の班に任せられたのは、カマドでの諸々の調理。ここで普通の白飯はもちろん、楠公(後に説明)や馬鈴薯のお粥を作ります。



 薪も自分達で割ります。ちなみにこの時、小生は2日ほど前から重度の腰痛が再発し、まったく役立たず状態…。じゃあ、何でわざわざ無理して来たんだって話しだが、それは死んでも来たかったからだッ!!(クワッ)


 こちらでは野草を洗っております。当然食べるんですよ、コレも。



 山羊の見守る中、調理は進む。


 では、今日はもう体力の限界なんで、続きはまた明日。












 なっ♪