入漁許可証も買わずにヤマメ釣ったら怒られるぞ

 まあ、今回は状況が状況だったから仕方がない面もあるけど、川釣りがだいたいの場合、入漁許可証(遊漁券、入漁券とも)が必要だから。ヘタしたら警察に捕まる事もあるんで、注意ね。
 あとタケノコも、基本的にその土地の持ち主の所有物になるから、勝手に掘り起こして食っちゃうと窃盗罪になるよ。細かい事は弁護士先生にでも聞いてくりゃれ(エー)。


 そんなわけで、「トッキュウジャー」第5話。


 カーキャリアレッシャー登場回。付属のマシンが妙にちゃちいんですが…。なんか昔あった、ボールペンのノックボタンで飛ばして遊ぶ消しゴムみたいだわ(オイ)。あのフォルムで、昨今のチビッコ達のハートをガッチリキャッチできるのか、少々不安。

 さておき、今回のエピは食べる事の尊さ、大切さを物凄く分かりやすく、恐ろしいほど咀嚼して映像化した内容だったね。察するに本作は、幼稚園に上がる前のお子様が観ても理解できるぐらい、いい意味でのプリミティブさに立ち返ろうとしているんじゃないかと。

 で、こういう話しの度に「また食べ物を粗末にした!」「これだから小林は!」みたいな事を言う人が必ず出てくるんだけど、まあ確かに、食べ物が地面にぶちまけられたり、ぞんざいに扱われたりするのは、観ていて気分のいいもんじゃないわな。
 でも、そういう演出があってこそ、活きてくる物語もあると思うわけで。今回なんてまさにその典型でしょ。カップラーメン一つで大の大人が寄ってたかって憤怒し、罵詈雑言を浴びせる事も起こりえるけども、最初からみんなで分けあって協力し合えば、仲良く平和に解決できるというね。餓えと貧困のために紛争や犯罪が起きるなんて、世界中ザラにある事だぜ?

 まあ、最近はそんな声に配慮してか、よく出来た偽物や消費期限切れの、最初から食べられないヤツで撮ってるって話しも何かで聞いた覚えが(真偽のほどは定かじゃないけど)。だいたいそんな事言い出したら、CMに使われる食べ物なんてもっと粗末に使われてる事になるんだよ。カレーの照りなんて水あめとか蜂蜜ブッこんで出したもんだし、コーンスープのコーンの中には、浮かせるために発泡スチロールが入ってたりするしね。

 だからさ、すごく傲慢な言い方かもしれないけど、どうしてもそういうのが気になる人は「この食べ物は、人に摂取される以外のところで自分の役割を果たしたんだ」と思うようにすればいいんじゃないかなーと。もちろん強制はしないし、小生自身も食い物を粗末にするヤツは許せないタチだよ、実際は。でも、そんな事言い出したら、「斬ったり殴ったり暴力的だ」「スカートの先から太ももが見えていやらしい」とか、いくらでも叩けるじゃん。野放しはよくないけど、完全無菌ってのも不可能な話しだし、それが100%健全とも言いがたいしね。
 
 それから、「子供が真似したらどうする!」という意見に関しては、それは親がしっかり教育しろとしか言いようがない(笑)。とはいえ、記憶している限り、ヒーロー側が自分からそういう行為に及んだ事はほとんどないはず。つまり、これはやっちゃいけない事だよ、食べ物を粗末にしたら回りからいっぱい怒られるよ、と学ぶ機会にもなり得るのでは、なんて楽観的に解釈してみる。

 要するに、だ。文句言うためだけに観てるんなら、テレビつけなきゃいいじゃん、と(笑)。意見を言うのは大切な事だけど、ただ文句を垂れ流すのはラブじゃないね。よっぽど腹が立つんなら、ブログやツイッターに挙げず、東映さんにでも直接クレームのメールなり送ればいいんだし、どうせならもっと楽しくやろうよ。なぁ兄弟!!(ダレ?)


 さて、例によって駄文を並べてみたところで、ちょっと余談(エーー)。


 ライト。何という精神年齢の低さ(笑)。腹ペコの恨みってそういう事なんかな?つーか彼、ヤマメもタケノコも、素手で捕獲したんだろうか。どんだけ野生児だよ。

 関根さん。最初から、カーキャリアで線路の向こう側まで飛んでいけばよかった気が…。謎多き人ですが、鎧武とのコラボでは、是非とも必殺のカマキリ拳法を披露していただきたいところ(ムリです)。

 グリッタさん。恋する乙女は、意中の殿方が盗聴する姿すら輝いて見えるのですね。そのうち愛するシュバルツさんとともに駆け落ちという名の拉致に走らないか、適当に心配です。


 はい、じゃあ今週はここまで。


【送料無料】渓流釣り(2014)

【送料無料】渓流釣り(2014)
価格:1,890円(税5%込、送料込)