「クロニクル」と「フロスト×ニクソン」視聴
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ぶっちゃけ「AKIRA」をはじめとしてジャパニメーションを多分に意識したのが伺える作りだけども、なかなか楽しめた。記録映像という体での撮影形式も良アイディアで、擬似ドキュメンタリー的な臨場感と、視点がその時々でスイッチするライブ感が絶妙。
どうやって撮っているのか分からない、不思議な超能力のカットも含め、いつぞやの「パラノーマルなんとかアビリティ」の2億倍は面白い。
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こちらもまた、擬似ドキュメンタリーのような形式を取りながら、インタビュアーとニクソン元大統領との討論を、リング上での殴り合いを彷彿とさせる、エキサイティングで緊張感溢れる映像で描写。史実をここまでエンターテイメント性に富んだ内容に仕上げる辺り、さすがロン・ハワードといったところか。
で、ウィキで調べてみると、どうやら本作の主人公の一人であるデービット・フロスト氏、去年の8月に心臓発作で亡くなっているらしい。昨日レビューを書いた「ウルフ・オブ・ウォールストリート」といい、本人が自身をモデルにした映画を、どういった面持ちで観たのだろうか。興味深い。