最後の最後で「パルテノン(処女宮)モード」とは…?!

 ちなみに、ギリシャパルテノン神殿処女女神アテナを祀ったものらしい。じゃあいっそ、「アテナモード」でいいじゃん。2時間前の番組とかぶるから、東映的にアウトだったのかしら。

 つーか、その最強モードで繰り出す技が豪快な打ち上げキックとネリチャギって(笑)。きっと、角度的にプロトジコチューさんから、キュアハートさんのスカートの中がまる見え(以下略)。…はっ、「パルテノン」ってそういう事か!!(最低)
 しかし、随分と凶暴なプリキュアもいたもんだ。まあ、何年か前には巨大化して拳パンチを繰り出すプリキュアもいたけども。次シリーズでは、シャイニングウィザードボマィエにも挑戦していただきたいところ(ムリ)。


 それはさておき、ドキドキ!プリキュア最終回。


 マナさん。正体バラして、世界初の政府公認プリキュアに(笑)。墜落する人工衛星の対処を依頼されるとか、どこぞのジャージ部か、Mr.マンハッタンばりの扱いですな(エー)。
 まあ、彼女なら何でもロハでやってくれそうだし、莫大な防衛費投入せんでもいいという意味では、ありがたい存在かも知れん。将来的にも、こういうところで顔を売っておけば選挙の時に有利に(以下略)。

 六花さん。ああそういえば、将来医者になりたいとか何とか、そんな設定が(エーー)。春にはまた映画もあるし、今までの遅れを取り戻せるか心配です。ウソです(オイ)。

 ありすさん。王制を廃し、無能な優男を傀儡として大統領の椅子に座らせる事で、四葉財閥によるトランプ王国改めトランプ共和国の経済侵略をさりげなく完了させる。いつながら鮮やかな手腕、さすがです(オイコラ)。某エジプトもこのくらい簡単に行けば、物事がもっと平和に解決するのに(オイキサマ)。
 あとはいつぞやの人工コミューンを量産化し、防衛省に売り込めば、世界征服は達成されたの同然。やはり武力・知力・財力全てにおいて歴代最強のプリキュアは、彼女であったと結論づける他ない(ソウカ?)。
 つーか、ママンがとうとう一言もしゃべらなかったのは一体何故?

 まこぴートランプ共和国から来た歌姫として、世界中でブレイクだそうですが、我が国には30年ちょっと前から活動している、御年10万51歳のミュージシャン兼相撲評論家の悪魔がいらっしゃいますよ(ダカラナンダ)。

 亜久里さん。食を極めた者は最終的に必ず自ら作る側へとシフトするそうですが、あの年で既にその境地に。これまでどおりの生活を続けつつ、クラスのみんなとも徐々に打解けているようで安心しました。これで春の映画にも無理なく参加できますね(台無し)。

 レジ公。まさかの大貝第一中学校編入。お城からわざわざ通ってるのかしら。ラストカットでさりげなく一緒にポーズ決めてたけど、ひょっとしてメンバーとしてカウントされてるの?映画にも出る気なの?変身もできないのに?


 しかし何だ、例によって後半、かなーりゴタゴタした観はあったけど、終わってみれば案外キレイにまとまったかなと。製作スタッフ曰く、当初予定していたものより、テーマが大きくなってしまったそうだけど、何だかんだで「博愛とジコチューは紙一重というところまで広げた上で、明確にその違いについて、ビジュアル的に分かりやすく定義している点はよかった。
 範馬勇次郎の言葉を借りるなら「強さの最小単位とは、我侭を通す力、意志を通す力」。愛とジコチュー、誰しもがどちらの心も持っているのは当たり前で、ではその「力」をどこに向けて行使するのか、その結果として何か齎されるのか。かなり咀嚼された表現とはいえ、見事に集約しきってたと思う。

 まあ正直、ハートさんが自力でプシュケー取り戻したり、そういやアイちゃん育てる話しはどうなったんだとか、いろんな経過はもとかく、文字どおり「いい最終回」だよ。
 惜しむらくは、これまでのシリーズでやらなかった様々な事(主に構成的な部分で)に挑戦したためか、あんまりチビッコ受けはよろしくなかったらしく、玩具の売り上げも例年平均を下回りそうだとか。でも逆に考えれば、シリーズ10周年を前にある程度の不安要素を試せたって事でもあるし、この結果を次に活かしていけばいいんじゃね?と、勝手に考えてみる。


 とにかく、一年お疲れ様でした。次回作もガッツリ楽しませていただきます。


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