「横道世之介」DVDで視聴
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さておき。至極真っ当な青春群像劇。特別可笑しいわけでも、泣けるわけでもないのに、160分退屈せずに観せるセンスと技術には、ただただ脱帽。加えて、80年代の雰囲気とでも言おうか、街の景色や懐かしい広告看板等も含め、あのバブル真っ只中独特の極彩色でどこか気だるい空気まで、見事画面上に作り上げている点も、高く評価したい。
調べてみると、「南極料理人」の沖田修一監督(及び脚本)というので、そりゃ上手いわけだと妙に納得。
主演の高良健吾くんと、ヒロイン役の吉高由里子はもちろん、個人的にはいつもボサボサ頭の殺し屋みたいな役ばかりやってるイメージ(失礼)の、綾野剛くん演じるゲイの大学生も良かった(変な意味じゃなく)。
公開当時、仕事が忙しくて観に行けなかった事を今さらながら後悔。なぜあの時、あんなにクソつまらない「ゴーストライダー2」は無理して行ったのに、コレはスルーしてしまったのか。やはり映画は、スクリーンで観てナンボだなと、ムダに再確認してしまった。
ところで作中、横道世之介が食っていたバカでかいハンバーガー。あれに似た物を10年以上前に大阪で食ったような覚えがあるのだが、それがどこのどの店だったか、さっぱり思い出せない。
当時よく行っていたアメ村だったような気もするし、日本橋か天王寺だったような感じもする。店の雰囲気も、いかにもアメリカンなダイナー然としたものと思うのだが、果たして…。「ひょっとして、あそこじゃね?」というお店をご存知の方、いらっしゃいましたら一報願います。
ちなみに、本編はこんなグリグリ動きません(笑)。
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