2013年、映画総評のようなもの

 というわけで、2103年も残すところあと数時間。つい先日、正月だったような感覚すら覚えるが、まったく一年が経つのは早い。年々、何かのスタンド攻撃かというぐらい、時間の経過が加速度的に早くなっているように感じるが、それはきっと、単に小生がジジィになったからだろう、ウン。

 さておき、今年は車を買ったり、小諸に二回も行ったり、生まれて初めて映画鑑賞中に途中退席したり、6年間毎日更新し続けたブログをうっかり一日書き忘れたりと、例年どおりいろいろあったような、なかったような年だったが、中でも鑑賞した映画の半分以上を書かないまま放置という、映画レビューブログを謳う者としてあるまじき体たらくをさらしてしまったのは、大いに反省すべき点である。

 まあ、元々大した事書いちゃいないのだが、それはそれとして(エー)、今年鑑賞した映画の総評みたいなものを、一応やってみたいと思う。


 とりあえず、ベスト5は以下のとおり(順不同)。

 パシフィック・リム」「ゼロ・グラビティ」「かぐや姫の物語は、映画の新しい時代を作ったと言える、歴史的な傑作。この3本を映画館で観られた事は、一映画ファンとして心底喜ばしい出来事。

 モンスターズ・ユニバーシティは、子供向けCGアニメの中に大人目線のシニカルさと残酷さをうまく組み込みつつ、現実人に希望を与える、且つ老若男女楽しめるエンターティメント作品として完成させた快作。同じくディズニーシュガー・ラッシュもグッド。

 舟を編むは、今年観た邦画では群を抜いて素晴らしい作品。役者陣の好演の妙、特に松田龍平くんの飄々としたキャラクターはまさにハマリ役。これで国内外の何らかの賞に引っかからなかったらウソ。

 続いて次点。及びちょっと応援しときたい、オススメ作品(やはり順不同)。

 真夏の方程式は、ラストの展開に賛否両論あり、どうしても享受できない人もいる事と察するが、それもひっくるめて多くの人に観ていただきたい作品。

 キャプテン・ハーロックは↑以上に賛否両論ながら、間違いなく今の日本CGアニメの最高峰。

 「Ted」に関しては、もう言わずもがな。面白いからとにかく観ろ(エー)。

 「劇場版シュタインズ・ゲート及び「劇場版花咲くいろはは、ともにテレビシリーズをうまく継承し、一本の映画として見事に成立させている点を高評価。特に「シュタゲ」は、オリジナルを観ている事前提ながら、完成度では上記のベスト5に勝るとも劣らない出来。「いろは」も、1時間前後という短尺にも関わらず、ヘタな2時間越え映画以上の満足度。どちらも必見。

 オマケ。今年DVD及びBlu−rayで今さら観て、よかった作品。

 蒲田行進曲は噂以上。本当に映画が好きな人たちが作ったという愛情が画面から溢れ出ている作品。

 セロ弾きのゴーシュは純粋にアニメ作品として面白い。

 「デーヴ」はここ数年で数少ない、「映画館で観ていたら星5つ付けていた」超大傑作。コメディ、シリアス、メッセージ性、全て完璧。未見の人は正月休みにゼヒ!!

 リビング・デイライツ007シリーズでは正直カジノ・ロワイヤルが一番面白かったけど、興行的に失敗したとされるティモシー・ダルトン版の二作、特にコチラは負けず劣らず見応えアリ。


 最後に、ワースト3。


 コレに関しては…、あえてノーコメントで(笑)。


 来年こそは、ちゃんと映画レビュー書けるように努力してみます。そんなわけで、2014年もよろしくね!!