結局ビーストほっからたしな件

　まあそりゃあね、最後もかませ扱いだったし、本人より指輪の方が活躍しちゃってたりだけど、せめて誰か気づいてあげようよ。それともアレか、劇場版で何事もなかったように現れて、「あっちの世界のお前から託されたんだ。コレが必要だろって」とインフィニティリング渡す役か。出てきた時はあんな謎キャラ然としたのに、この落差たるや…。

　まさかとは思うけど、あっちの世界から来たビーストと、こっちの世界で放浪してるキマイラさんが一緒になってデュアルビースト（仮称）になるとか、あるいはウィザードと合体してインフィニティビースト（仮称）になるとか、そんな展開じゃないよね。またなでしこフュージョンみたいな、微妙なデザインじゃなきゃいいんだけど、うーん…。

　それはさておき、「仮面ライダーウィザード」最終回。

　平成ライダー大集合回後編。普通に映画でやれ…とは言いつつも、全てのチビッコ達が劇場に観に行けるわけではないし、話数合わせとはいえたまにはこういうサービスエピもないとな。何気にスーパータトバ地上波初登場だし、いつぞやのライダー大戦よかよく動いてからいいか（ｴｰ）。

　田口さん。ここへ来てまた、ある意味インパクト大なキャラクターを（笑）。最後のオールライダーキック、せめてその前に出てきたガブティラのバッタもん（ｵｲ）ぐらい巨大化してれば、少しは多勢に無勢観も薄れたのに…。てか、響鬼さんってキックした事あんまりないよね？

　で、何だ。要するに先天後天を問わず、力の使い方ひとつでヒーローにも怪人にもなれるって事をやりたかったのかしら。そんなの、「アイアンマン」やら「変態仮面」で散々やったテーマのような気もするし、確かにこれこそ「ヒーロー番組は教育番組」の具体なんだけど、何というか、それだけにあのチビ晴人くんが変身するとか、怪人になりかけたのを押さえ込むとかの、もう２、３アクションが欲しかったかなーと。やっぱり予算の都合かｓ（以下略）。

　ディケイド。謎の本人登場。弦ちゃんや翔太郎やフィリップは、それぞれ他のドラマで忙しいからなぁ。あーでも、映司くんなら頑張ったら来てくれたかも。いや変な意味じゃなく、彼はライダーになりたくてジュノンスーパーボーイのオーディション受けたらしいからさ（実話です）。

　まあ、これからもこの世に悪がはびこる限り、仮面ライダーは必ず現れ、人々の平和と自由のために戦うんだぜ的な締めくくりでいいのかな？全体的に釈然としない部分もあったけど、思いのほかキレイにまとまったからヨシとしようか、ウン。

　さて、来週からはいよいよ鎧武。面白いといいなー。てか間違っても、モチーフになったフルーツの名産地の親善大使に、とかやめようね。