眩き頭の冒険者!!(オイ)

 だが私は謝らない!!(キリッ)

 ちなみに、カンフー映画なんかで僧侶のオデコに点々が付いてる描写があるけど(ドラゴンボールクリリンみたいなヤツね)、アレは「戒疤(かいは)」と呼ばれる焼印で、元朝時代の出家した証なんだとか。
 という事は、キョウリュウグレーさんの頭にあったキョウリュウジャーのマークも、実はそれに類するモノ?恐竜教、的な?(ねぇよ)


 さておき、キョウリュウジャー第18話。


 キング、必殺拳体得回。しかし、まさかのトリケラ拳からの剛体術とは、この番組のスタッフ相当のバキファンだな(多分違)。

 それはともかく、完璧超人然としたキングの弱点を探す、というのもなかなか面白いアプローチだったけど、それが仲間であるってのもまた、予想通りとはいえ見事な展開だったね。何でもこなせるからこそ、その力をどう使うかというところまで落としつつ、同時に製作者側としてさぞや扱いにくいであろう(エー)あのキャラクターの成長譚まで昇華させるとは、まったく恐れ入る。
 また、それだけに留まらず、戦闘中のイアンの一言で、キングとの友情と信頼、そしてある種のライバル関係をも簡潔に、且つ分かりやすく見せつけてくれたのだから、もはや文句なしだよ。

 察するに、前作の「ゴーバスターズ」「継承と新生」を目指していたとするなら、本作はそれを受け継ぎつつ拡大・拡張、噛み砕いて言うと今までの戦隊の枠をどこまで取っ払えるかに挑戦しているんじゃないかと。その上で、しっかりと「子供向け番組」の看板は傷つかないように守り続ける。これ、なかなか出来る事じゃないよ。誤解を恐れず言えば、平成ライダーでもこれで失敗しちゃったケース多いんだし。

 もちろん、時代によって撮影法や機材、あるいは衣装や小道具なんかの材質もよくなってるはずなんだけど、基本それを作るのは人間だし、番組を観るチビッコ達にとっては、過去のシリーズはどうあれ初めて触るものなわけだから、極端な話し、赤ちゃんのミルクとか離乳食を懐石料理よろしく豪華にしたってしょうがないじゃん、と。いかにその範疇の中で最善を尽くすか、その部分に今後とも尽力していただきたいね。


 …というかドゴルドさん、そうやって人質取ったり、わざと怒らせようとしたりなんてまどろっこしい事やってるから勝てないんですよ。テイク・ノー・プリズナは戦場の基本。OK?(誰?)
 それ以前に、強い身体が欲しいなら新日の試合会場でも襲えばいいのに。オカダカズチカプリンス・デヴィットと合体して、デーボス軍に金の雨降らせちゃいなよ。YOU!降らせちゃいなYO!!(だから誰?)

 まあとはいえ、ハードレインからのレインメーカーで粉砕されるデーボモンスターもちょっと観たい気が(笑)。是非ともレェェェヴェルの違いを見せていただきたいところ。


 じゃ、今週はこの辺で。