マナさんの彼女と幼なじみが修羅場すぎr(以下略)

 まさかの公式百合夫婦設定で大きなお友達歓喜かと思いきや、いきなり不倫現場目撃のバチバチ展開とは。東映め、一体どこに向かっているんだ…?

 もっとも普通のチビッコ目線だと、親友が他の子と仲良くしててちょっとジェラっちゃったように映るんだろうけど、アレでは歪んだ見方するなってのはムリな話しだろ。まあ、エピソード自体は良く出来てたし、なるほどなと思える箇所も多分にあるから別にいいんだけど、散々MAD的な事はやめてくれと言いつつ、実は露骨にネタ提供してる気が。やはり少子高齢化のこのご時勢、一定の年代にばかりアプローチしても儲からないって事かしら。世知辛いもんだのぉ(誰?)。


 それはさておき、ドキドキ!プリキュア第10話。


 まこぴー転校エピ、と見せかけて、六花さん本妻の余裕見せつけまくり回(マテ)。とはいえ、メンバーの視点からジコチューの言動と、自身の心境を重ねて観せるという演出は、非常に興味深かったね。
 最初の方の感想でも書いた気がするけど、自分の中の欲求がどの方向に向かっているかによって、博愛かジコチューかが大きく変わるわけで。かのアレキサンドル・カレリンが語るように「リーダーシップとは、認められたエゴイズム」とするなら、例えばマナさんのほっとけない精神も、見方によってはただのお節介、あるいは自己満足にすぎないのかもしれない。つまり「誰かのために」「自分のために」は、意外と紙一重だったりするわけだ。

 で、実はこの二つの対比って、本作の裏テーマでもあるのかな、と。誰かをただ独占したいのと、友達と一番の仲良しでいたいってのは、一見同じように見えて、相手をどう想っているかでまったく中身が変わってくるし、場合によっては自分のあり方さえ違ってくる。その辺の裁量というか、どうすればジコチューにならず、自分も相手もハッピーになれるのか、という部分を、未就学児にも分かりやすく、物語として適度に咀嚼し、絡めていくかってのが、今後の課題であり、挑戦すべきところなんじゃないかな、なんて、勝手に思ってみる。

 プリキュアはシリーズ通して「今まで戦ってきた敵と、どうやって友達になるか」みたいなのが結構大事だったりするし、そこも含めて成長物語を期待したいところ。特に今シリーズは、今エピよろしく相手が自分と同じ感情を持ってたりする場合もあったりで、これまで以上に質の高い成長ドラマを観られるのではと。
 くれぐれも、遊び過ぎて結局何がしたかったのかわけ分かんなくなっちゃった前作のような失敗は繰り返さないように、お願いしますマジでマジで。

 
 あーちなみに、まこぴー親衛隊観て「ほら、お前らの仲間がいるぜウケケケ」とか思っちゃうオッチョコチョイがいるかもだけど、基本、アニヲタとアイドルヲタクはカブってないから。簡単に言うと、アニヲタは二次元にしか興味ないし、アイドルヲタクは幻想にしか興味ないから。あーでも、声優ヲタとなら多少カブってるか。
 それ以前に、そんなアホみたいな勘違いするヤツがプリキュアなんて観てないな、ウン。余談だけど、アイドルの転校先に初日から押し寄せるって、完全にストーカーだから。あと情報ザルすぎ。しっかりカムフラージュしとけよ、何校か偽の入学手続き出しとくとかさー(エー)。


 マナさん。完璧超人のアナタが早起きできないはずはない。これはきっと、嫁に毎朝起こしてもらうための殊勝な作戦に違いない!!そして布団に誘い込んでイチャイチャするための、危険なトラップに間違いない!!!なんという恐るべき策士ぶりッッッ!!!(妄想です)

 ありすさん。本妻の座はあっさり譲りつつ、さりげなく愛人の座を確保しようとする、その心意気やヨシ!!(何が?)

 まこぴー。バケツの水をひっくり返そうが、突然菩薩の拳を空に掲げててヒラヒラさせようが、アイドルスマイルとデコフラッシュで全て許される、それがまこぴークオリティ!(キリッ)つーか転校先でいきなり激写されたら、普通に訴えていいと思うんだ。


 次回、プリキュアに新たな力?いよいよ合体必殺技お披露目か?!


Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア(CD+DVD) [ 黒沢ともよ/吉田仁美 ]
[rakuten:book:16275255:image]
[rakuten:auc-yurihanamaru:10001185:image]
[rakuten:kaumall:10206807:image]
[rakuten:kaumall:10206800:image]
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 1【Blu-ray】 [ 逢坂良太 ]
[rakuten:edion:10114165:image]