特撮でトランプは鬼門だとアレほど！！（ﾏﾃ）

　というわけ、いよいよ始まりました「ドキドキ！プリキュア」。

　冒頭からいきなりのゴリラに、何か因縁めいたものを感じずにはいられなかったけども（ｴｰ）、プリキュアシリーズとしては珍しいスタートの仕方だったね。クライマックスで始まって、主人公の変身で終わるってパターンは、「ハトプリ」以来かな？

　さておきソードさん。某「アバレンジャー」のブラック的なポジションっぽいけど、１クール前後までは先輩として他の３人を引っ張りつつ、のちのち打ち解けて…という筋書きかしら？とはいえ彼女とて、実は歴戦の戦士でも何でもなく、成り立てホヤホヤな可能性もなきにしも。敵さんが「最後のプリキュア」と言ってたのも気になるし、もしかしたら今度のプリキュアは世襲制とか？で、先代のキュアハートに憧れていた、とかね。

　トランプ王国復興のために戦わなきゃいけない人が、どうしてアイドルなんて多忙な仕事を選んだかはともかく（実はあのマネージャーさんがクイーンだった、なんてオチじゃないよね？）、ムーンライトさんやミューズとは、また違う意味で別枠的なキャラになりそう。それだけに、他の３人とどうやって仲良くなっていくのかも含めて、主人公達を別の角度から見る、いわばもう一人の主人公としての活躍を期待したいところ。一度「スイプリ」で失敗してるだけに、今作こそうまくなっていただきたいなと。

　あと、カフェインの入ってないお茶なんて存在意義ゼロですから（ｴｰｰ）。むしろお茶なんてカフェインを摂取するために飲むものじゃないのかと（ｴｰｰ）。

　で、本編の主人公。成績優秀・スポーツ万能、おまけに面倒のいい人格者って、どこかの天の道を往き総ての司る男なみのパーフェクトっぷりですな。逆に弱点なさ過ぎて共感できないんじゃないかと危惧を覚えてしまうけど、チビッコからすれば「ああいう人になりたい」と思わせるのもアリかも。まあ、回を重ねるうちに家事全般がまったくできないとか、ものすごい金に細かいとか、酒が入ると絡んでくるとか（ﾏﾃ）、何かしらボロが出るでしょう、ウン（ｵｲ）。

　六花さん。久々のメガネ枠、入りました！！初回から嫁の世話で大忙しですが、今後はソードさんやノッポさん帽子の兄やんとの、「蝕」並の血で血を洗う争奪戦を展開していただきたいところ（ねぇよ）。

　ロゼッタさん。世界一の高さを誇るタワーを所有してるって、あなたのパパはアラブの石油王か何かですか？日照権やら何やらで近隣から訴えられないように、今のうちから金をばら撒いておくべきかと（ﾀﾞﾒ）。あと執事さん、根拠はないけどメチャメチャ強そう。イギリス特殊空挺部隊仕込みのＣＱＣの使い手とかだったらステキなのに（何が？）。

　敵幹部。まさかの少佐＆海賊王。なんて贅沢なキャスティングなんだ東映さんよ。こりゃ秋の劇場版には孫悟空ぐらい連れてこないと…って、既に初代でレギュラーやってたな。ついでに、ラスボスの中の人は若本さんで頼む（ﾑﾘ）。

　とにもかくにも、これから一年間、がっつり楽しませていただきますんで、よろしくお願いします。

　さて次回。いきなり正体バレる？どんだけ危機管理能力ないんだよあのＪＣ。優秀なんじゃなかったのか？