2012年の映画総評、みたいなもの
さて、本当はもう2本レビューを残しつつ、大した出来じゃないし別にまあいいかという事で(エー)、ちょっと早めに今年鑑賞した映画のまとめを書いてみる。
今年の総鑑賞本数は110本。年間目標本数である100本を、何とかクリアできたものの、スケジュール及び金銭的問題で鑑賞を見送った作品も多く、あるいは鑑賞しても年々ポンコツ化が進行するオツムのせいか、鑑賞してもレビューを書けなかった作品も10本以上あり、反省すべき点の多い年であった。
また、まったく個人見解ながら、洋画、邦画ともに例年に比べて完成度が平均化されており、良くも悪くも星3つ以外の評価をした作品が極端に少ない年だったようにも感じられた。単純に小生の感性が鈍ったのか、それとも製作者側のアイディアが多種多様化されすぎた結果なのか、それは分からないが、来年こそは星4つ以上、できれば5つをつけたくなるような作品の登場を、切に願う。
そんな中、小生が個人的に良かったと思う作品ベスト3は下記のとおり。
1位「アーティスト」
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2位「天地明察」
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3位「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 」
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's Original Soundtrack
- アーティスト: サントラ
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次点「最強のふたり」
最強のふたりコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定仕様) [DVD]
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同「虹色ほたる」
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同「アシュラ」
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1位はベタ過ぎるぐらいにベタなチョイスだと自覚しているが、やはりこれが一番良かった。映画というエンターテイメントに必要最小限の要素が、見事に全部詰まってる秀作。
2位に関しては、日本人の手仕事の凄さ、素晴らしさを改めて認識させてくれた点と、失敗こそが成功へと最大にして唯一の道だとするメッセージに深く感銘を受けたので。ちょうど、ノーベル賞発表の時期と重なったのも幸いしたかと。
3位。これは正直、内容的には次点の3作品と拮抗しているものの、いわゆる「美少女萌えアニメ」の殻を一つ叩き壊した作品であると確信したため。観てない人は、本当に観た方がいい。一応、それなりに予備知識は必要だけども、その労力に対するだけのサティスファクションは確実にある。
こうして観ると、今年はやはり良質なアニメ作品が数多く見受けられる、まさにアニメの当たり年だったように思える。上記した以外にも、「ももへの手紙」「劇場版まどか☆マギカ」と良作が続き、一体前年の豆富や鬼神は何だったのかと思っちゃうぐらい、一アニメヲタクとしては嬉しい限り。来年もこの調子で、傑作を世に送り出していただきたい。
さて、ここまで一部を除き色々と褒めてきたところで、今度は逆にダメだった作品ワースト3を発表してみたい。
3位「メリダとおそろしの森」
1位は、これほど鑑賞した事を後悔した作品も珍しいってぐらい、本当に心底クソつまらなかった。単なる海外低予算ホラーの焼き回し。それも、相当に程度の低い。おそらく、学生が文化祭で流すために撮ったとしても大ブーイングに違いない出来。
2位、3位は単純に面白くない。より厳密に言うと、まったく面白みがない。
次点に関しては、前日の記事を参照という事でひとつ。
そんなわけで、何の脈絡もなく水樹奈々のPVとともに、本日はこの辺で。明日中にレビュー書き終わるかなー。ムリかなー。まあやってみるか。
じゃ、そういう感じで。