小諸巡礼で待ってる その1

 そんなわけで、さる8月11日から8月13日の間(正確には10日の夜から14日の朝)、あの夏で待ってるの舞台、長野県は小諸に行って参りましたので、その報告を。

 これまでの巡礼で一番の遠出(というより、今までが近場過ぎ?)な事もあり、約3ヶ月前からコツコツと準備を始め、入念な下調べの上で臨んだ今回。
 しかし、出発数日前にいきなり、最初のハプニング。旅行会社から、予約していた夜行バスが運行できなくなったと連絡が。
 紆余曲折の末、何とか向こう様のご厚意により、ツアーの余りと思しき新幹線のチケットと、ホテルの宿泊券と交換していただき、予定時間より少々早めに家を出る事に。
 

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 さーて、これから楽しい楽しい旅の始まりだー!と思いきや、今度は何故かスマホの調子が絶不調に。

 容量のデカいアプリをアンインストールしたり、SDに移したりで、何とか不調は収まったものの、初日からこんだけトラブルが続出で、果たして大丈夫なのか、と不安にかられつつ、新幹線は一路名古屋へ。

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 名古屋駅に到着。そのまま指定されたホテルに向かい、チェックイン。

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 部屋に着くなり、着替えもせずにバタンキュー。翌日の6時まで爆睡。

 起床後、再び名古屋駅に。ここで始めて、名古屋から長野へ行く新幹線がない事を知る(ダメジャン)。
 楽しみにしていた名古屋名物モーニングサービスが食べなかった事をちょっと後悔しつつ、長野行きの特急しなのに飛び乗り、そこから約3時間、電車内で再び爆睡。

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 ようやく長野駅に到着。今度はしなの鉄道に乗り換え、念願の小諸…ではなく、スケジュールの都合上、軽井沢を目指す。

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 駅の売店蕎麦屋さん。さすが日本有数の蕎麦どころだけあって、そこら中蕎麦屋さんだらけ。ホーム内にも、お出汁のいい香りが。

 そんなこんなで、しなの鉄道に揺られる事しばらく。

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 ついに日本を代表する避暑地、軽井沢にキターーーッ!!

 …んが、ここでもまたトラブル。どうやら小生、電車をチケットを東京経由で買ってしまったらしく、運賃の精算がおかしな事になってるとか。
 みどりの窓口でいろいろあった末名古屋駅に戻って精算してください」と意味不明な事を言われ、思わず「は?今から行ける訳なかろうが。そんなヒマあるかワリャ」と山口弁でまくし立ててしまい、受付の兄やんを大変ビビらせてしまった。
 元はと言えば、小生が間違えて買ったのが悪いのだが、名古屋なんて今後何年も行く予定はないし、それはムリだろうと(実はその後、もう一度名古屋駅に降り立つ事になるのだが、その話はまた今度)。まあ、彼にはちょっと悪い事しちゃったかも…。

 その後、何とかその場で精算を終え、いよいよ目的地であるチャーチストリート目指して歩き出す事に。

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 さすが世のセレブが憧れる街だけあって、道中ステキなお店がたくさん。風も涼しく、日差しがどこか軟らかい。なるほど、確かに猛暑を避けるにはよい土地だ。

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 多分、小説版でイチカ先輩が一瞬心惹かれた手作りジャムの店というのは、ここの事だろう。何なら一瓶ぐらい買えばよかった。

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 トリケラ…だと?

 とまあ、ここはイヤに信号が少ないな、何か美観的な意味があるのか?とか、そういやコンビにが一軒もないのも、同じ理由か?とか考えつつ、駅から北にまっすぐ進む事約15分。歩行者天国に突入。

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 3話で柑菜ちゃんがアイスクリームを買っていた、あのお店を発見。DVD2巻のジャケ写もここだな。ちなみにこのお店、アイスもだけどプリンが有名らしい。

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 全国的にすごく有名なお店、らしい。そういうのまったく疎いんで…。小説版によると、柑菜ちゃんはここのより、上写真のお店のアイスの方が好きなんだとか。買ってもよかったけど、アロハにテンガロンのオッサンが、一人でアイス舐めてるのって絵的にどうなの?と思い留まる。
 うん、また次に来た時、ね。

 で、そこから徒歩数分。

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 ついに、チャーチストリート発見。そうだここだよ。ここで海人くん柑菜ちゃんが炎天下でおデートしてるところを、檸檬先輩たちが盗撮してたんだよ(語弊)。

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 場所の特定はできんかったけど、小説版の「教会が見える」という柑菜ちゃんの発言から発するに、檸檬先輩「迂闊」はこの辺かと。

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 ここも本編に登場。目の前には、本当に教会があったりする。だからチャーチストリートなの?

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 と、ちょうどこの時、正午を知らせる(と思われる)鐘が。宗派を越えて心に沁みる音色に、周囲の人も聞き惚れているご様子。

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 目標を達成したところで、そそくさと駅に戻る。途中、念願だった野沢菜おやきを購入。そば粉の生地がもちもちして美味しかった。

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 帰りの道中、ふと思い当たって撮影。周囲の状況から察するに、海人くんイチカ先輩が追いかけっこの末、誤解を解いたのは多分ここかと。

 近くに小屋(警察署)もあったし、他に該当する場所もないので間違いないのは思うけど、どうなんだろう。ご存知の方、ご教授願います。
歩行者天国より南側、ロータリーのある三角地帯)

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 しかしこの辺は、やたらとオープンテラスの店が多いな。夕暮れ時なんかに、こんなところでビール飲んだら最高だろうなー、なんて思いつつ、駅に向かってひたすら歩く。この程度の距離と坂道、田舎者の足にはどうってことないぜ。

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 駅前のお土産屋さんで発見。御館さま…。

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 しなの鉄道改札前。いろんな意味で本気です(笑)。

 さて、いよいよ本題である小諸へ。しかし、期待に胸膨らむ小生を、ホームで待ち構えていたモノとは…ッッ!!


 (その2その3その4その5その6に続く)

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草薙 I・Chi・Ka 光村推古書院発行年月:2012年07月 ページ数:127p サイズ:単行本


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