「バットマンリターンズ」Blu-rayで視聴
この前観た「バットマン」の続き。
むかーし「日曜洋画劇場」か何かで観たはずなのに、なぜかほとんど記憶がない。改めて観直したけども、やっぱり見覚えナッシング。
うーんおかしい。89年版以降の「バットマン」の映画は全て観ているはずなのだが、これも18、19歳以前の記憶の多くが欠落してるのに、何か関係があるのだろうか…。
さておき。
前作もそうだったけど、ストーリーの畳みかけ方が非常に上手い。2時間強の間に結構いろいろやってるにも関わらず、ゴチャゴチャ感がないのは実に見事。
ペンギンをはじめとした敵役の悪たる所以、その心境の描き方も面白く、ヒーローファンタジーとしての完成度はかなり高いと思った。
確かに、今観ると細かいところにチープさが目立つけども、その後の多くのヒーローアクションムービーに対する影響が窺い知れる一本だな。
まあ、天下のティム作品らしく、意味不明な点満載なのはご愛嬌ね(笑)。それにしたって、キャットウーマン誕生のきっかけは、あんな感じでよかったんだろうか…。いやそりゃ、ハル・ベリーのでもそうだったけども。
果たして、アン・ハサウェイ版はどうなる事やら。ノーランの事だから、何の説明もなくいきなり出てくるかも。
あと、バットモービルのシールドが、地味にCGになってたのが軽くウケタ(笑)。そうだよねぇ、ちょうど「ターミネーター2」が公開される前後だもんねぇ。
オマケ。アメリカの映画ヲタクの独断と偏見による、「バットマン」と「ダークナイト」寸評&対決。見てて思わず「なるほど!」と思うところもしばしば。
あー確かに、「ダークナイト」は語りと説明だらけで疲れるってのはあるなー。まあ、その分大人向けという言い方もできるけど。