メタロイドが踏んづけたチョコレートは、スタッフが美味しくいただきました（多分）

　やはりチビッコ達の模範となる正義のヒーローとしては、食べ物を粗末にするわけにはいかんからね。きっと「悪党ってのは、こんな当たり前の事も分かんない恥ずかしい連中なんだよ」という反面教師的な意味合いもあったに違いない、ウン。

　あーでも、それを言ったら「朝昼晩のご飯をしっかり食べる」なんて基本的な事も、ちゃんとやっとくべきだよな。最近じゃ、子供に食事の代わりにお菓子あげてる不届きな親もいるそうだけど、栄養面だけでなく、行儀作法や礼節、感謝の気持ち等、そういう習慣の中で学んでいく事も結構あるわけで。
　例えば、特命部の見学に来た御子達が、ゴーバスターズの普段の生活を体験する、みたいなエピがあってもいいね。まあ、小林さんだからその辺はうまくやってくれるでしょう。

　さておき、「ゴーバスターズ」第１４話。

　初の前後編の後半。今回は生身のアクションもさることながら、番組が始まって以来じゃないかってぐらい、ちゃんとした潜入ミッションもあって、なかなか見応えあったね。
　
　見張りを一体ずつ片付けていったり、倒したバグラーを利用したり、ここへ来てようやくモチーフのスパイっぽい動きを（笑）。リュウさんがワイヤーで相手をしとめるところなんざ、朝から軽くシビレたね。

　で、特筆すべきは、何と言っても２階の足場によじ登るシーン。一見、前後の場面を繋ぐだけのムダなアクションに思えて、ああいう絵を入れる事で「敵にいる建屋内に潜入している」という説得力を持たせているわけだよ。
　もちろん、もっと単純にカバーしながら階段を上ってもそれなりの絵にはなったんだろうけど、悪い言い方をするとそうした「ハッタリ」のかまし方で、物語が何倍にも何乗にも面白くなる。
　そういう意味じゃ、冒頭のマスク割れとか、心臓の音で正体を見破るなんてのも、いい利かせ方だよな。
　さすがは中澤祥次郎監督。「シンケンジャー」の殺陣なんかもそうだったけど、その辺の観せ方ってのが、実によく分かってらっしゃるねぇ。

　それから先週も書いたとおり、オペレーターの仲村さんにもスポットが当たったりして、人間相関もますます面白くなってきそうな予感。
　今のところ、ヨーコちゃんと仲村さん以外の女性部員が出てきてないし、おまけにかなり特殊な職種である事を考慮すると、もしかしたら女性自体、かなり少数なのかも。
　もともとヨーコちゃんは学校もろくに行けてないようで、お世辞にも友達多そうなタイプじゃないから、必然的に仲村さんをお姉さん的に頼ってしまうところもあったりして。あのおやつの入ったポシェットなんて、まさにそうだしね。
　うーん、来週のビートバスター正式加入で、どんな科学変化が観られるか。いやー楽しみ楽しみー。

　
　さて、ムダ話はこれくらいにして（ｴｰ）、今週のツッコミどころ。

　司令。わざわざそんな山奥に行かんでも、普通に空港かどこかで出迎えればよかったのに。それとも彼等は、ずっとあんな山奥で暮らしてたとか？某空手バカ一代みたいに。

　サバくん。今回出てこなかったのは、やる気をなくしたから？もっと頑張れって！諦めんなって！！（ﾀﾞﾒｼﾞｬﾝ）

　ゴリラ。リュウさんとの夫婦漫才とか、一体誰得？どんなに頑張ったところで、プリキュアには出られても薄い本には出られないから（ｴｰｰ）。

　ウサギ。…今週ほど、お前の声が釘宮理恵だったら良かったのにと思った回はないわ（ｵｲ）。でもどうせなら、お前が忍術でヨーコちゃん助けに行けば（以下略）。
　ハイハイ、声優ネタ声優ネタ。

　次回。ついに新メンバー加入？金と銀って、OP歌ってる人つながりか？

　「ビート」と「バスター」と言えば、やっぱり、ねぇ（笑）。