小諸巡礼で待ってる その4

その1その2その3からの続き)


 初日の巡礼を終え、駅前商店街に戻ってきた小生は、とりあえず今日の晩飯にありつこうと、「そば&パスタの店はらだ」さんに飛び込んだ。

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 なつまちメニュー野沢菜ピザと生ハムピザを注文。焼いてもらっている間に、近くのスーパーでビール数本を購入。お店でピザとカードラリーのカードを受け取り、宿へと戻った。

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 ひとっ風呂浴びてさっぱりしたところで、待望のピザを開封。箱の留めテープにもタイトルロゴが。

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 野沢菜のシャキシャキ感とチーズのトロトロ感が相乗しあってて、実にウミャウミャイ。生ハムピザもウミャイウミャイ。そこへ長野の地ビールを一気に呷れば、もはや言う事なし。
 次に訪れたときは、自慢のパスタをいただこう、今回は夏だったけど、次は冬か春頃もいいなー、なんて思いながら、ひっくり返ってそのまま爆睡という、まったくいつもどおりの体たらくをぶちかましつつ、長野での一日目は終了。


 翌日。朝の6時15分という、仕事でもそんな時間に起きねぇよなんて時間に起床し、聖闘士星矢Ωを視聴した後、早々に本日最初の巡礼地に向かうべく、終始何かと気にかけてくださった女将さんと従業員のみなさんに感謝しつつ、宿を後にする。
 

 小諸駅からJR小海線で下る事数分。


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 乙女駅に到着。そしてそのホームには…、

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 OPで柑菜ちゃんが座っていたベンチが。

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 当たり前の事だが、彼等と同じく地元の学校に通う生徒達も、このベンチで片想いの人を電車越しに眺めたり、時には寄り添って他愛のないおしゃべりに花を咲かせているに違いない。青春だのぉ。


 …なんてオッサンくさい事を考えつつ、ホームを出て小諸方面に向かって歩き出す。と、すぐに大きめの駐車場を発見。その傍には、

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 第1話で、海人くんが何やら見つけて立ち止まる橋が。

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 その下には、

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 イチカ先輩が釣り糸を垂らしていたあの川が。ちなみに、本当に魚はいないそうです(笑)。
 しかし、あそこで海人くんに出会わなかったら、ガチで野宿するつもりだったのだろうか…。

 ともかく、先に進む。

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 OPで柑菜ちゃん美桜ちゃんがおしゃべりしてた通学路(?)。思いっきり逆に撮っちゃってるのはナイショ。ツッコんだら左フック。

 さらに進むと、そこには、

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 OPで美桜ちゃんが立っている乙女湖に到着。地元民と思しきチビッコが数人いたけど、空気読んでくれなゲフェンゲフェンもといなかなかフレームアウトしてくれないので、仕方なくそのまま撮影する。

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 多分、OPの一番最初のイチカ先輩のカットもここだと思うけど、やっぱり違うかなー。ご存知の方、例によっておられましたらご一報を。

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 9話で海人くんポラロイドカメラで写真撮ってたのも、多分この辺り(「あの」場所は別ね)。
 つーか今、ポラロイドのフィルムってシングル8同様、そう簡単に手に入るもんなのかな?。うーん、恐るべし桜井写真商会(マテ)。

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 上の場所から徒歩2、3分。小諸市文化センターを発見。実はさっきの橋のすぐ裏手だったりする。

 とまあ、この時点でまだ朝飯を食ってない事に今さら気づくポンコツっぷりを露呈するも、近くに店らしい店もなく、ここでじっとしていても仕方がないので、意の決してここの最終目的地へと向かう。

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 歩けども歩けども、あるのは民家と畑ばかり。正直、景観的にはうちの近所とそんなに変わってない気もするが、とにもかくにも空腹と腰痛にきしむ老体に鞭打ち、ひたすら歩を進める。

 そして、約20分後。

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 ここだ、本作のキービジュアルにして、DVD1巻のジャケ写にもなってる、あの通学路だ。彼等彼女等のひと夏の思い出が凝縮されたあの場所に、小生は立ったのだ!!!

 ヒーーーーーッハァァーーーーーーーーッッ!!!

 …と、本当は大声で叫びたかったけども、さすがに近所迷惑なのですんでのところで思い留まる。

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 この山々の景観も、何かのポスターに使われていたと思う。雑誌の付録だったかな?

 それはさておき、目的の達成したところで、今来た道を再び20分かけて歩いて戻る。一瞬、9話の柑菜ちゃんよろしく全力ダッシュで帰ろうかとも考えたが、荷物は多いし、腰痛が酷いし、だいたい進路逆じゃん、という事で泣く泣く(?)断念。
 クッ、次こそは必ず…!!

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 帰りの電車を待っている途中、半ば偶然に発見。OPでイチカ先輩が立っている高架下。駅のすぐ隣だったりする。
 ともかく、これで海人くん以外のOPカットはコンプリートだぜ、ヒャッハーー!!
(ちなみに、海人くんの家のモデルになった建物も、小諸市内に存在するそうです。でも私有地だから勝手に撮影不可なんだと。チェッ、なーんか)

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 しかし何だ、はたから見ればただのコンクリと鉄の塊のはずなのに、何とも言えない寂寥感というか、情緒があるなぁ。果たしてこれは、本作に使われたからそう思うのか、それとも本作のスタッフさんもそう感じられたために使用したのか。
 …謎だ。


 と、そんなアホな事を言ってる間に、電車が到着。再び小諸駅へと戻る。

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 駅から西に歩く事数分、本陣主屋さんに到着。

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 元々は大名や公家が宿泊する施設だったものを、ここに移築再建されたのを期に歴史資料館として開放したのだとか。
 例によって詳しくはコチラ

 さておき、靴を脱いで上がらせていただく事に。

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 建屋内の一角、噂のなつまちおもてなしサロンを発見(てか、入り口のすぐ横)。中にはなつまちグッズが所狭しを置かれており、巡礼客の憩いと交流の場となっている様子。

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 リのん役・日高里菜のサイン入りポスター。小生が小諸入りする一週間前に行われたイベントの際、書かれたものらしい。
 クッソー、小生もチケットさえ取れてれば…!!せっかく、柑菜ちゃん役の石原夏織「アレ?今日はジャージ着てないの?」と壮大なボケを敢行しようと思ってたのに。それもこれもみんな転売連中が悪いんだ。アイツらさえいなければ、ウィザードライバーだって正規の価格でより多くのチビッコの手に(長くなるので割愛)。

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 4話に登場のパペットも。せっかくなので並んでみました(笑)。

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 ついに謎ピンク生物、夢の競演!!
「な、なな〜っ!!(ヤバイ、食われる…!!)」

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 しかし間一髪、自らを硬質化させて防御したようです(嘘)。 
 「むやぁ〜、むやややぁ…(チェッ、ハートのねぇ野郎だぜ…)」
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 別の一角、とある漫画家さんのものと思しきプチ資料館が。この人の絵、どっかで観た事あるんだけどどうしても思い出せん…。老いか?

 さて、サロンを充分堪能したところで、再び小諸市内の散策に出かける。

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 主屋から西へ数分の交差点。何の気なしに撮影してみたら、実はこの裏が聖地だったという、見事なまでのポンスケッぷり。いいもん、次行った時にリベンジするもん!ヒロシくんのバカ!もう知らない!!(誰?)

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 そのすぐ横、OPで柑菜ちゃん海人くんの襟ボタンを留めてあげてる場所を発見。片想いの相手の襟を触る彼女を心境やいかに…。

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 そろそろ交流館が空く時間なので、今来た道を戻る。とそこに、さっきまでブルーシートを被っていたりのんの顔出しパネルが。

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 ついでに、記念撮影。のちの「プロメテウス」である(嘘)。

 というところで、また次回。


その5その6に続く)

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