美しい夢…、つまり「ビューティフル・ドリーマー」ですね


 まあ、割と的を射てなくもないな(笑)。高橋留美子先生ご自身はお気に召さなかったようで、試写会の後、押井守監督「要するに感性が違うんですね」と吐き捨てて帰って行ったという話は有名だけど、間違いなく日本SF映画史に残る傑作なんだぜ。この作品がなかったら、おそらく今回のエピはもちろん、ハルヒ僕だけがいない街は生まれなかったかもしれん。

 未見の人は、是非ともこの機会にご視聴を。


 それはさておき、ジュウオウジャー第9話。

 定番の無限ループ回。ちなみに、寝てるうちに倒しちゃえばいいのに…とか野暮な事は言いっこなしね。ほら、彼らは一応ジュウオウジャーを倒すのが目的じゃなくて、地球の生き物を苦しめるのが目的だから。向こうには向こうなりのルールがあるんだよ。察しろよ!!(暴力)

 キューブモグラ、登場。地中深く埋まってたのは、何かの衝撃でこちらに飛ばされた時にめり込んだのか、はたまた自分で掘ったのか、気になるところ。つーか、地面掘るのにステップアップドリルじゃ無理だろ。普通は掘削用の、円筒状になってるヤツか、斫りで(以下略)。

 大和。ご両親と過去に、何かあった様子。彼が動物学者を志した事にも関わりが?あの鳥カイザとの因果関係は?

 セラさん。人間、眠った状態でも聴覚は最後まで生きてるって言うし、その意味じゃ適任だったかも、てか、ジューランドでは、既に3D写真が一般化してるんですね(ソコジャナイ)。まあ、世の中には春休みの間、異世界に行ったきり家族に連絡もよこさないJCもいますし(オイキサマ)、どこかで一瞬だけゲートが開くとか、結局帰れなかったけど手紙だけは渡せた、みたいな伏線になりそう。

 タスク。臭覚が鋭いから真っ先に寝るって、やっぱりそういうポジションなのね、君。キムチとか出されたら、唐辛子とニンニクの匂いで気絶しないのかしら。

 今回のエピは、メインライターの香村さんではなく、ベテランの荒川さん執筆って事もあり、新しいキューブを除けば、何かが進展したというより、後々のための布石づくりといった意味合いが強いっぽいね。上記した手紙の件も含め、これがどんな形で作用してくるか、楽しみ。


 ハイ、今週はこの辺で。