第39回日本アカデミー賞

 作品賞、監督賞は大方の予想通り「海街diary」。去年観た邦画の中では断トツの出来だっただけに、これは妥当の受賞でした。

 ただ、主演女優賞と助演女優賞は意外な伏兵と言いますか、もっと各賞総なめぐらいでもおかしくないと思っていたので、少々残念な結果です。とはいえ「100円の恋」、いろんな都合でスルーしてしまった作品ですが、非常に興味を覚えました。今度、レンタルしてみようと思います。

 アニメ部門はラブライブ!…なわけはなく、「バケモノの子」。ぶっちゃけ、賞を獲るような出来かと言われれば首を傾げますし、完成度で言えば百日紅「劇場版ガルパンの方が圧倒的に上だと断じますが、まあ、単純に認知度と売り上げを観ての受賞でしょう。

 残念ながら、今年はまだ星4つ以上の作品に出逢っていませんが、来年のこの賞を観る時は、どの作品が選ばれてもおかしくない!と言えるぐらい良作が揃う事を願いたいものです。

 じゃ、今日はこの辺で。