ジライヤ「鍛エレバ、君モ、Perfect Body!!」


(違)
 ハイハイ、お約束お約束。

 ところで、石川五右衛門服部半蔵なんかと違い、児雷也って名前は有名だけど、どういう人なのかはあんまり知られてない気がする。
 なので、例によって調べてみたけど、元々は宋代中国に実在した盗賊で、忍び込んだ家の壁に「我来也(我、来たるなり)」と書き記したとされる、らしい。その後、江戸末期に自来也説話児雷也豪傑譚」といった読本に、義賊あるいは忍者となって登場、今に至るそうな。


 さておき、ニンニンジャー第34話。

 堂本光一くんも大好きな世界忍者戦ジライヤ、まさかの参戦の巻。ちなみにギャバン変態仮面も大好きなんだとか(笑)。

 闘破。放送当時18歳の設定だったから、現在45歳か…。「俺にもこのくらいの子供がいても」って事か、未だ独身なのかしら。お父さんと妹と弟はどうなったのか、気になるところ。

 しかし、EDが「SHI・NO・BI’88」ってぐらいだから、もう27年前なのか。まあ、昭和最後のメタルヒーローだしな(てか、メタルか?)。正直、チビッコ達には「何アレ?」ってもんだろうけど、ちょうどお父さん世代的には弩ストライクかもね。

 そういや何かのニュース記事に、平成ライダーは大人とヲタク向けにシフトしたために失敗した、みたいな事書いてあって、まったく的外れではないにせよ、ちょっと見識が浅いなと。確かに、一部のマニアにしか分からないようなネタや、子供を置いてけぼりにするような展開は問題だし、それで後半グダグダになったシリーズもなかったわけじゃないけど、戦隊にせいライダーにせい、もちろんプリキュアにせい、それまで積み重ねてきた歴史ゆえに、既に子供だけが観る作品ではなくなってきてるから。

 少子化で子供だけを相手にしてても金にならない、なんて事情はこの際置いとくとしても、親子で楽しめる作品作りってのは、必然として求められるわけで。もちろん、基本子供向けという大前提は変えちゃいけないし、変える必要もないけども、このブログでも何度か書いたように、お父さんお母さんもこういう作品を観て、正義を愛する心や、悪に立ち向かう勇気を学んだんだよといった精神を継承していくって意味でも、今回みたいなのは一特撮ファンとして嬉しい以上の効果があったと思うな。

 いいんだよ、たまにはこういう遊び回があっても。それにだ、実はウルトラQの時代から、大人の視聴に耐えうる特撮作品の制作、なんて思想はあったんだから、今更「いい大人が朝からヒーロー番組なんて…」とか、眠い事言ってんじゃねぇよと(暴言)。


 余談だけど、普段シュリケンジンの中に入ってる日下秀昭さん、さりげなく顔出し出演されててフイタ。観光客役でアメリカ版キョウリュウブルーの中の人までゲスト出演してたし、何気に豪華な回だったな(笑)。

 まあ欲を言うなら、コナキジジイの声も赤星昇一郎さんにお願いしたかったところ(エー)。年末辺り、郷田ほづみさんと一緒に出てきてくれんかなー(多分無理)。


 はい、今日も超簡単に。