娘がプリンセスになったら、その家族も自動的に王族になるのか?

 さすがに王族の知り合いがいないんで、その辺あんまり明るくないけど、一応それなりの優遇はされるようになるんでしょ?確か。「シンデレラ」に代表されるおとぎ話で、悪い継母とかが自分の娘と王子を結婚させようと画策するのだって、つまりはその特権のためなわけだし。

 もしそうなったら、あのご両親も和菓子屋を畳まれるのかしら。あるいは、宮内庁ご用達みたいな感じで営業続けるとか。どちらにしろ、二人にとっちゃ悪い話じゃないな、ウン(ソウカ?)。


 さておき、「Go!プリンセスプリキュア第14話。


 ノーブル学園に、娑婆の家族が面会に来る話し(誤解を招く表現)。はるはるママン、中の人と同じく、かなり豪放磊落とした方のご様子。まあ、でなければ娘のあんな突拍子もない目標を、後押しなんてできんか(オイ)。
 はるはるパパ。何年か前にいた西とか何とかいう人と声がそっくりなんですが(エー)。和菓子職人という事なので、本作でもドーナツとドラ焼きを巡って一悶着起こしそうな予感(エーー)。
 あと、声が大塚芳忠さんだったら、アメを配って回る某イマジンみたいになってたのに、惜しい…(ナニガ?)。

 はるはる妹・ももかちゃん登場。髪型が某ドリームさんにそっくりと話題ですが、向こうより遥かにしっかりしてそうです(笑)。
 ちなみに中の人の松浦愛弓(まつうらあゆ)さんは現在13歳で、プリキュアのテレビシリーズ出演者最年少だとか(映画も含めると、「NS」に出演した当時10歳の熊田聖亜さんが最年少だそうな)。これは数年後、プリキュアとなって帰ってきますな。それまでにシリーズが続いていれば(オイキサマ)。

 しかし今回は、全寮制学校ではなかなか描けない家族とのエピであると同時に、この1クールちょっとでのはるはるの成長と、みなみんきららさんはるはるに対する想い、そしてこれからに繋がるであろう布石まで、上手い具合に盛り込まれてたね。
 構造自体はすごいシンプルなのに、割といろんな要素、例えばきららさんとお母様の件とか、みゆきち更正のきっかけ…とは言わないまでも、何かしらの小さいフックが、いい感じに見え隠れしてるというね。こういうちょっとした事の積み重ねが、後に熱い人間ドラマを生むんだよ。本作のスタッフさん達、ホント分かってる!

 で、そのみゆきち。まだ寝返りの気配すらないとはいえ、まだ底が知れない不気味さ、別の言い方をすると内に何を秘めてるか分からない面が多分にあるんだよね。今のところはお母様に従ってるけども、それが純真なる本心からなのか、それとも別の思惑があるのか。
 見た目、何も知らないお嬢様って感じではないけれど、今までどこで何をしてたかもよく分からないし、もしかしたら、元は違う世界のプリキュアだったのを、身体ごと乗っ取られた、なんて可能性も。だとしたら、あの黒いドレスアップキーも合点がいく、ような気がする(エーーー)。

 前にも書いたと思うけど、できれば調教…もとい改心役は、メガネ百合ダークさんことゆいゆいが担当してほしいんだよな。彼女が介入する事でプリキュアと一般人、さらにもう一つの視点が加わる事になるんで、より面白い試みも可能になるんじゃないかと。

 さて、果たしてあと何話持つかな?(マテ)


 つーか彼女、OPから普通に仮面はずしてやがったな。お前のバイオリン仮面としてのアイデンティティはそんなものか!!(ソンナモンダヨ)
 あと、あんまり生まれながらのプリンセスがどうこう言ってると、仮に本当にプリキュア化した後のオールスターズで、某先輩ポンコツプリンセスからネチネチ小言言われるから止めといた方がいいよ。


 はい、今週はこの辺で。


 想像してたより面白かった。客のほとんどが女性でものすごく気まずかったけど(笑)。感想はまた今後。