「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」感想


 ハリウッドのアクションスターが一堂に介する、オールスターアクションムービー「エクスペンダブルズ」シリーズの第3弾。

 基本、スタローンシュワルツェネッガージェイソン・ステイサムドルフ・ラングレンといったお馴染みのメンバーが、銃火器をド派手にぶっ放し、車とヘリとビルをド派手にぶっ壊し、時には筋肉モリモリマッチョマンの変態ボディを駆使してド派手にぶん殴るという、まったくいつも通り、予想通りの、安心安定お約束展開。
 だがそれがいい。むしろ、このシリーズはこうでなくてはならないと断ずる。

 ストーリー的には、ゲスト出演のメル・ギブソンハリソン・フォードありきといった内容で、正直、タイトルにあるような「ワールド」観は特になし。確かに、世界中を飛び回ってはいたものの、毎度定番の「全人類存亡の危機!」的な要素もかなり薄く、どちらかと言うとスライ演じるバーニーのいつもの仕事に、個人的な過去のアレコレが関わってきた、といった具合。
 まあ、それがダメなわけではなく、本作に関して言えば、最初からストーリーなんぞドンパチやるためのオマケみたいなモンなので、メルギブムダに堂に入った悪役っぷりと、ハリソン・フォードのいぶし銀っぷりを楽しめれば、オールOKかと(エー)。

 また今回は、アントニオ・バンデラスウェズリー・スナイプス等ベテラン勢はもちろん、ビクター・オルティスロンダ”ポケモン大好き”ラウジーといった次世代を担うであろう若手陣も多数出演。新旧スター勢ぞろいと同時に、(言葉は悪いが)「俺こんなんできますよ」的な、アクション俳優達の壮大なプロモーション映像といった趣もありで、個人的にはグッド。
 実際、過去シリーズの出演をきっかけに、仕事が増えた俳優もいるそうなので、もし次回作も制作されるなら、今から世界中のアクション関係者から売り込みが殺到していると察する。

 少々残念だったのは、後半チョイ役で登場したジェット・リーが、終始得意のカンフーアクションを披露してくれなかった点と、メルギブの肩がとうとう最後まで外れなかった点(エーー)。
 それから個人的には、どうもデスペラードのイメージが強いせいか、バンデラスのマシンガントークキャラには、ついに馴染めなかった。コメディリリーフとしては悪くないものの、果たして彼でなければならなかったのか…。いや、彼がやるから面白いのか?うーん。

 まあ、それはともかく、過去作同様、大スクリーンで爆発と銃撃戦と殴り合いを思う存分観たい人なら、一見の価値アリ。「4」制作の際には、是非ともティーブン・セガールドウェイン・ジョンソン、そしてジャッキーをはじめトニー・ジャーチャウ・シンチー武田梨奈達アジアンアクションスターにも参戦していただきたい(コレ、毎回書いてる気がするな…)。


 ☆☆☆★★+

 考えるな、感じろ!!星3つプラス!!