プリカードって、一定数しかないわけじゃないんだ…(イマサラ?)

 ファイルがいっぱいになると、どんな願いも叶えられるなんて便利アイテムなだけに、てっきり某ドラゴンなボールか、ドリームなコレットよろしく、唯一無二の存在なのかと。アレだ、マイメロの音符みたいに、複数回使用すると奇跡とかそういった類の事が起こる、とかなのかしら。…ハッ、それでピアノか!!(絶対違)

 しかしそうなると、幻影帝国側も黙っちゃいないだろうし、そのうち捕らえたプリキュアを洗脳してカードを集めさせる、なんて展開もありえるかも。主人公チーム以外のプリキュアが多数登場するんだから、そのくらいの冒険はあっていいんじゃね?まあ、チビッコがドン引きしても知らないけど(エー)。


 さておき、ハピネスチャージプリキュア!第22話。


 戸松っちゃん、ついにデレるの巻。一度やられた後、全く同じデザインのまま復活&パワーアップって、多分、「メカンダーロボ」以来ですね(エー)。あ、そういやバルディオスもか。名乗りポーズでセーマンを切る辺り、陰陽系の技を使うと見た!(ネェヨ)

 新アイテムのタンバリン。形状的にアイドルに変身したり、仲間のテンションを高める効果がありそうですが、テレビの前の大きなお友達は、彼女の尻で叩かれる様に別の何かが高められてます(最低)。
 サンシャインさんのシャイニータンバリンといい、プリキュアはタンバリンを尻で叩かなければならないというルールがあるのでしょうか。小生も尻で叩かれたいでs(以下略)。むしろ尻を叩かれたいd(以下略)。むしろ踏まれt(モウイイダマレ)。

 にしても、だ。姉さんを助けるでも、幻影帝国を消すでもなく、友達を助ける力が欲しいと願ったのは、単純によかったね。中には「感情に流されてる」「この先の被害の事も考えろ」「ハイハイご都合ご都合」なんて批判的な意見の人もいるだろうし、それも分からなくはないんだけど、結局その一瞬かしばらくの間はよくても、それが根本的な解決になってるわけじゃないし、それよか、今後何が起きても対抗できるように、自分が何をすべきかを考えた方がいいでしょ、と。じゃあ「全宇宙で一番強い力が欲しい」とでも願った方がよかった気もするけど、それは結果論だからね。
 何より、プリキュアをはじめ、少年少女を主人公にしている限り、それはほぼ絶対的に成長譚でなければならないわけで、たとえ彼女の出した答えがクレバーな最善策でなくとも、今回の事でほんの少しでも成長、前進できたって事に注目するべきなんじゃないかと、オッサンは思うんだ。
 また、サイアークと戦う事でカードも集められるしさ、もしかしたら鏡に閉じ込められた人達を助け出す、よりよい方法も見つかるかもしれんしね。

 で、とうとう今週も明かされなかった、ひめ様アクシアを開けた理由だけど、察するにアクシアにはリカードプリチェンミラーが入ってて、その力で幻影帝国を封印してたんじゃないかと。で、どうしても叶えたい願いのあったひめ様は、王国のザル警備(オイ)を抜けて、封印を解いてしまった。今想像できるとすれば、こんな感じか?
 まあ、今週ネタばらししなかったって事は、最終回近くまで引っ張るつもりなんかもだけど、それならそれで別にいいじゃん。焦って解明しなきゃいけないもんでもあるめぇし。ひめ様が今まで集めたプリカード全て戸松っちゃんに渡した件も含め(あれは多分、他の二人も納得した上での行動だと思うけど)今週は賛否両論分かれそうな気もするけど、そういう不器用さというか、不完全さが本作の持ち味だったりするんで、その意味では「らしさ」が出てたと思うよ、個人的には。

 プロデューサーのせいなのか、はたまたメインライターのせいなのか、時たまおかしな方向に進んじゃうシリーズも中にはあるけど、本作はまだそんなボロクソ言われるような状況じゃないでしょ?むしろ、ここまで安定してる方だよ。これから、シリーズ的には中だるみとハイリスク&ハイリターンなお遊び回が多数控えているであろう「魔の中盤戦」に突入するわけだけど、何とか乗り切っていただきたいところ。


 つーか最後に出てきた國府田さん、やっぱりあの人とは何の関係もないの?ただのヌーディストの元カノか何かなの?うーん、分からん。


 はい、今週はここまで〜。