最終回前にしてこの熱さ、まったく腹立たしいぜ!!(ナゼ?)

 とまあ、朝からテンション上がりまくりのキョウリュウジャー第47話。

 いやいやしかし、まさしく怒涛の展開と呼ぶに相応しい、エントロピーを凌駕する猛烈な激アツっぷりだったね。去年のゴーバスターズも相当にハラハラドキドキだったけど、今回はそれに輪をかけて滾ったよ。これまでのストーリーも合わせて、歴代のスーパー戦隊でもトップクラスの熱量だったんじゃないかな。


 恒例の生名乗り。それぞれがバラバラでってパターンはかなり珍しいけど、逆に新鮮でよかった。シリーズ通して、変身しなくても強いって設定が本当にうまく使われてたな。

 ジャスミンラブたっち、まさかのブレイブイン。今までのサブストーリーが全て伏線だったとは、まったく恐れ入った。二人の変身ステップが若干ぎこちないのも高ポイント(笑)。

 ドゴルドさん。最後の最後で漢を見せた!!てっきり、弱ったデーボス様を取り込んで俺様が最強だー!!とか企んでるのかなと思ってただけに、何かゴメンナサイ(エー)。
 しかし考えてもみれば、彼を憎みながらも一人の武人として、そして終生のライバルとして見ていたのは、ウッチーだけだったんだな。だからこそ、悪を貫きつつも、友情にも似た感覚を覚えていたのかもしれない。二人の合体技、立場的にウッチーの初登場時と真逆という構図と意外性も含めて、正直泣きそうになった。
 歴代屈指の名シーンと名高いジェットマングレイに匹敵する、見事な散り際として、スーパー戦隊の歴史に名を刻むに違いない。改めて、誇り高き怒りの戦騎に、敬礼!!(ビシッ)

 イアン&グリーンボーイ。一見して単なる腐ラグかと思わせといて、常にお互いを意識していた二人が、初めて背中を預けるまでに至った記念すべきシーン…って、やっぱり腐ラグっぽいな(エーー)。そういえばこの二人、最初の頃は頑なに正体を明かさなかったけど、この一年間の戦いでそれだけ信頼が深まったって事でもあるんだよな。こういうところまできっちりフォローされてる細やかさが、実に素晴らしい。

 ノッさん。最後までムードメーカーでありつつ、縁の下の力持ちとして活躍してきた彼らしい、身体の張り方。冗談抜きに、彼がいなかったら本作はこんなに面白い作品にはならなかったと思う。オヤジギャグはともかくね(エーーー)。


 他にも、ここに書きたい事とかいっぱいあるけど、とてもとてもまとめ切れないし、ぶっちゃけどんなラストになるのかも、まったく見当がつかない。ただただ、どんな結末を迎えるのか、どんなサプライズが用意されてるのか、心底楽しみ。本当にその一点。


 さてさて、来週はいよいよ最終回。待ち遠しいような、でも終わってほしくないような複雑な気分。いっそ、「トッキュウジャー」やめてもう一年やろうよ(提案)。