歌で生き返す人、マキシマム・ザ・ホルモン以外で初めて観たわ(笑)

 つーかさ、訳あってウィザードから先に観たんだけど、昨日の感想で「死んだ者は簡単に生き返ったりしちゃいけない」とか書いた矢先にコレってどうなのよと(笑)。まあ、死んだ後も魂だけ残って戦うような連中だし、臨終の直後だったから何とかなったんだよきっと、ウン。ほら、コヨミちゃんは死後しばらく経ってたし、肉体すら残ってなかったからさー(苦しい言い訳)。

 でもアレだよ、も本来侵略目的で地球に派遣されたのなら、以前にも他の星を侵略したり、あるいは壊滅させてたりするって事かしら。これはデーボス軍幹部の寝返りフラグと同時に、を追って地球にやってくる新たな脅威を示唆しているのかもしれん。登場のタイミングとしては、来年のVSか「帰ってきた」辺り?うーん、気になる。


 それはさておき、キョウリュウジャー第29話。

 
 松風さん、いきなりの退場。ああそうか、やっぱりドゴルドさん着ちゃったか。もう少し引っ張るのかなーと思ったけど、このまま中の人やってるとも思えないし、展開的に最後ら辺で何かやらかしそう。カオス様がこの件について激怒されるのか、はたまた容認されるのかにも注目したいところ。案外、最初からこれが目的だったりして?

 てか、今回の作戦のために、折笠さんに少女漫画のパズルを買い与える絵を想像すると、微笑ましすぎて吹く。わざわざ人間界の本屋か文房具屋まで赴いて「オイてめぇ、さっさとこずみっくパズルを売りやがれ!!まったく腹立たしいぜ!!」とか言われたのかしら。あるいは密林楽天で発注とか。PCの前で慣れない手つきでキーボード叩いてるドゴルドさんも、相当に面白い絵だけどね(笑)。

 まあしかし、今回はものすごく内容盛りだくさんな上に、過去に例を見ないほどの熱さと面白さとハイテンションな回だったね。前半のスピリットレンジャーによるチラリズム全開の坂本アクションもさることながら、やはりキングの度肝抜くカミツキ合体。先週の予告でチラッと観てたとはいえ、戦いながら踊っちゃうわ、見た目も色も超ド派手だわ、しかも笑っちゃうぐらい強いわで、観てるこっちまでワクワクドキドキ(死語)しちゃったね。
 しかも、ここへ来て「カーニバルで憎しみや哀しみの感情を吹き飛ばす」なんて隠れテーマのようなものまで上手く絡めて、全力でおバカをやりつつ芯はブレない、正真正銘のヒーロー像ってヤツをきっちり体現。フォームに合わせてイメージソングまで変わるというニクい演出も相俟って、ぶっちゃけ100点満点中120点の出来だったよ。マジでマジで。マイナス点があるとすれば、前回あれだけ出ずっぱりだった戸松っちゃんの影も形も見当たらなかった事だけ。それがなければ、軽く200点は行ってたね(エー)。

 いやー、特撮観ててこんなに漲ったの、本当に久しぶりだよ。多分、シンケンジャーの最終回以来だわ。あまりに興奮しすぎて、思わずテレビの前で「ウォーー!!」って叫んでしまったもん(笑)。おまけに何故かちょっと涙出そうになったもん。「劇場版あの花」でさえギリギリで堪えた、極悪非道の小生が(笑)。安易に比べるのは無意味だって分かっちゃいるけど、「ウィザード」に足りなかったのはこの熱量とテンションだって。


 しかしヤバイなー。この調子で行くと、今年のマイMVP(小生が毎年、その年もっともハマッた作品を勝手に選出し、勝手に表彰する超傍迷惑な賞の事。東スポプロレス大賞と同日に発表される。ちなみに前年度はこんな感じ)、正直コレかガルガンティアかにほぼ絞られつつも、ともに決定打に欠けてたところだから、ここで一気に点数稼いじゃったかも。
 ここ最近、一年飛ばしでスーパー戦隊が受賞してるし(2009年・シンケンジャー、2011年・ゴウカイジャー)、それが悪いって意味ではないんだけど、本作を脅かす強力なダークホースの登場も、どこかで期待してたりする。要するに、面白けりゃそれでいいんだよ(笑)。

 まあ、裏MVP(小生が毎年、その年にやらかしちゃったと思われる作品を選出し、やはり勝手に表彰する賞の事。要は個人レベルのラジー賞みたいなもん)の方は、現時点でほぼ確定だけどね。特にどれとは言わないけど。クズのいる町とか。


 さて次回は、久々のアミィさんメイン回。例の琥珀集めも本格始動。はてしてどうなる?!


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