何言ってんですか、ウルフルンさんはみんなのアイドルじゃないですかッッ!!(キリッ)

 「どいつもこいつも、俺達を嫌いやがって」って、アナタがどれだけ、薄い本で愛されてるかご存じないのですか!愛されすぎて、受けオンリーのイベントまで開催されているというのに!!
(ハイ、「受け」とは何かよく分からない人は、近くの大きなお友達か腐った女子に聞いてみようね。←危険)

 つーかアレだよ、嫌われてるからという理由で世界を壊してたら、我々ヲタなんてどれだけ理不尽な迫害を受けてきたか。それこそ、地球上の文明が5、6回は滅んでるぐらい、それはそれは酷い目に遭ってきたよマジでマジで(笑)。何の根拠もなく猟奇殺人者かその予備軍みたいに扱われたりなんて日常茶飯事。そうでなくともちょっと頭おかしいか、少々バカにしても許されるぐらいのナメた対応されたりね。そんな輩を、今まで何人怒鳴りつけ、説教し、場合によっては鉄拳を見舞ってきた事か。

 いやそりゃあね、こちら側にまったく落ち度がないとは言わないよ。確かに常軌を逸した行為を平然と行うヤツとか、見るからに残念な恰好、あるいは言動の連中とか。正直、「こいつらと同類と思われたくないなー」と思うことも多々あるし(笑)。

 だからさ、どうしようもない理不尽なバカは殴ってもいいと思うけど、まずどうしてそうなるのか、どうすれば解決できるかを、冷静に考えてみないと。感情のままに行動したところで、結局は悪循環になるだけなんだし。まあ、本当に追い詰められたら、とても冷静になんざなれないのはよく知ってるけども、それこそ常に「最悪」を想定しないと。じゃないと、自分が今まで受けてきた理不尽を、自分で肯定してしまう事にもなりかねんからね。

 体験者が言うんだから間違いない。
 
 
 さて、そんなどうuでもいい話は置いといて、2週間ぶりのスマイルプリキュア!第45話。


 3幹部最後の戦いの巻。いきなり始まったかと思いきや、そのまま怒涛に展開して終わった印象だな。本来なら、もう1話ぐらいかけてじっくりやっても良かったエピだったのに。ギャグ回に話数を使いすぎたせいか?

 というか、これまでの各メンバークローズアップ回も含めて、やはり双方の掘り下げが非常に甘いように感じてしまうんだよな。全ての出来事が、突然に起こってるというか。まがいなりにも未就学児をメインターゲットにしてるだけに、あまり複雑な伏線とか張れないんだとしても、ちょっと駆け足すぎて、全体的に「ダシが利いてない」感じを受ける。せめてタイマン回か、黒玉もらう辺りから、そういったアングル的な何かを挿入しておいてほしかったところ。

 で、早々にまとめ的な事を書いてしまうと、当初期待されていた「努力と友情で何かを勝ち得る」といった、いわば成長譚の部分がかなりオミットされ、普通の(?)面白おかしい日常がメインとなってしまったのが、最大の失敗だと察するんだな。
 もちろん、それはそれでカーレンジャー的な別の意味での面白さがあってよかったんだけど、せっかく用意されていた好材料を、うまく料理しきれないままここまで来てしまったように思うんだ。

 あと2話で終了すると仮定して、これまでのそういった要素を全て使い切れるとは思えないし、どうしても勿体ないと思ってしまう。プロデューサーさんや米村さんは、最初からこの展開を想定してたんかしら。毎年の事ながら、どうもプリキュアシリーズ…というかニチアサ枠の作品は、スケジュール調整がよろしくないように思える。一度、東映さんテレ朝さんで話し合いを設けた方がいいんじゃないかと、軽く老婆心を呈してみる。

 
 とはいえ、今まで戦ってきた3人の心境を知った上で、全てを受け止めて友達になろうとする、ハッピーさんの優しさは良かったよ。ウン、一番辛いのは、誰も自分の痛みを理解してくれない事だから。同情は逆に相手を傷つけるけど、本心から差し伸べてくれる人の手は、実は何よりありがたいモノだから。嘘だと思ったら、今すぐ映画館に行ってレ・ミゼラブルを観てきなさい。泣くから。 
 
 
 まあ若干、それは「優しさ」ではなく「易しさ」じゃないのか?と思えなくもないけど、元々プリキュアは戦うのが目的じゃないしね多分。みんなをハッピーにするのが目的なら、こういう結末もアリっちゃーアリなんだよ、多分


 さて、残り2話でどうまとめるのか。その手腕に俄然注目。てか、まさかのダークさん降臨!!もはや意図的にとかぶろうとしているとしか(以下略)。




スマイルプリキュア! カレンダー2013年 CL-005
スマイルプリキュア! ボーカルアルバム2
スマイルプリキュア! オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・サウンド・レインボー!!
レ・ミゼラブル~サウンドトラック
オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)