キュアコレジャナイロボ、発進！！（違）

　冒頭から、これまた随分とオーバリズム全開の作画だなーと思いきや、本当に大張さんが描いてんじゃん！！このスタッフ、どこに本気出してんだよ（笑）。

　しかしまさか、ニチアサキッズであんなパースの利いた勇者ロボが見られるとは。この調子で行くと、前に冗談で書いた今川泰宏監督、板野”サーカス”一郎演出のプリキュアも、まんざら可能性がなくもなくなってきた、か？
　実際一回でいいからやってくれんかなー、できれば劇場版で。敵のホーミング攻撃を超高速でかわしつつ、デッサン完全無視の大振りパンチを繰り出すプリキュア。うわ、マジで観てぇ！！

　さておき、「スマイルプリキュア！」第３５話。

　でまあ、いきなり上と矛盾するような事を書いてしまうと、個人的にはツッコミどころ満載ですごい面白かったし、いいぞもっとやれとは思うんだけど、まがいなりにも未就学児〜小学校低学年の女の子向けアニメとして、これはどうなのかなーと。

　確かに、おバカを全力でやり切ってしまうスタッフの遊び心は分かるんだよ。正直、そういうノリは嫌いじゃない。でもコレ、明らかに小生みたいなオッサンをターゲットにしてるよね。それがまったく悪いとは言わないけども、おそらく日本中のチビッコが、テレビの前で唖然としたか、作中の日産コンビみたいなリアクションしてたと思うわ。

　まあ、このシリーズは例年よりギャグ回に力を入れてるから、こういうエピがあっても違和感なく観られてしまうんだけど、やっぱり基本コンセプトである「普通の女の子が勇気と友情で悪と戦う」という部分を、少し忘れかけてるような気がするな。

　ここまで書いといて何だけど、小生自身は本作すごい好きだし、毎週楽しみにしてるんだよ。じゃなきゃ、こうやって感想なんざ書かない（まあ、たまーに「この人はブログでディスるためだけに番組観てるんちゃうか？じゃあ観なきゃいいのに」とか思っちゃう人もいるけどね）。
　だからそれだけに、ギャグとドラマの配合バランスというのかな、メリハリみたいなモノをしっかりとつけて欲しいんだわ、ウン。

　念のため繰り返すけど、今エピ個人的には腹抱えて笑ったし、すごい好きだよ。ただ、あまり脱線しすぎると、メインターゲットが離れちゃうかもしれないよ、ってそんだけの話し。

　ハッピーさん。そりゃ、自分の腕が突然飛んで行ったら驚くわな（笑）。まあ万が一なくなっても、最悪サイコガンか大砲内蔵の義手を（以下略）。
　…あ、アレは両方とも左腕だからダメか（そういう事じゃない）。

　サニーさん。バカヤロー！！ロボットは気合と熱意で動かすモンだろうが！！操縦法ぐらい気合でカバーしろ！！（ｴｰ）

　ピースさん。いくら友達でも、まったく興味のない人間が、人のヲタ趣味に付き合わされるのって結構苦痛だぞ。たまにいるんだ、自分の守備範囲の話になると、途端に饒舌になるタイプが（小生もだけど　笑）。
　あと、わざわざ列に並ばんでも、楽天か密林で予約しとけばいいのに。つーかあのロボ、店先で臨時のスペース取らなきゃいかんぐらい売れてるのか？

　マーチさん。そこは「ゼツボーテキにカッコいいぜ！！」と叫んでいただきたかったところ（ﾏﾃ）。

　ビーティーさん。速読術ハンパねぇ！！一度読んだ本のページまで憶えてるって事は、先天的に映像記憶能力が人より長けているのかも。くっそ、彼女に弱点はないのか！？

　ウルフルンさん。尻尾パタパタさせて遊んでる姿が可愛すぎです（ｴｰ）。さすがはみんなのアイドル。これでまた、冬に本が薄くなｒ（以下略）。

　
　次回。あかねちん熱血人生シリーズ第３弾！！果たして、このまま大人の階段を登ってしまうのか！！（登りません）